広告ブロッカーを使ってもSafariの動作が重い。GoogleもTwitterもAmazonも、裏でユーザー情報を集めているらしい。最近のインターネットには困ったものです。
夕闇に舞う白狐
Kindle用ブラウザを調べて見つけました。Firefoxを極限まで軽くしたブラウザ。ブックマークもできないし、履歴も残らない。機能だけ見たら貧相でメリットがない。
なるほどと思いました。iPhoneはデフォルト・ブラウザをSafari以外に設定できません。常にSafariが起点になる。他のブラウザは多機能にしても仕方ないのです。ならば開き直るしかない。ユーザーが使いたくなるオルタナティブ機能に絞る。それが「Focus」です。
使い方

Safariの共有メニューからFocusを起動します。何をするにもキビキビ動く。同じインターネットかとビックリします。Focusは広告やアクセス解析を通しません。今のネットは小判鮫サービスが多いんですよね。個人情報を収集している。重くなるはずだと思います。
虫封じのチカラ

左上の盾マークに、ブロックしたトラッキングの数が出ます。ここをタップすると、何をブロックしたか表示されます。サイトを運営する側の考え方というか、今のインターネットがどうなっているかの裏事情を感じます。内容的には下記の4種類があります。
- 追跡広告…センスのいいのなら良いけど、何枚も貼られてもねえ。
- アクセス解析…どのページを何秒見たか、どのサイトから来たか。
- ソーシャル追跡…SNSで呟いたりすると、何か送っているらしい。
- 追跡コンテンツ…まだコレに反応するサイトに遭遇してないけど。
憑依モード

「Safari以外にブラウザを入れるのはちょっと」。そういう場合はFocusをSafariに憑依させる方法があります。Safari自体から広告が省かれ動作もはるかに軽くなる。
設定アプリのSafariを開いてください。リストに「コンテンツブロッカー」という項目があります。これを開き「Firefox Focus」をオン。これでSafariがFocusになります。一時的に無効にしたい場合は、SafariのURL欄にある再読込ボタン(回転している矢印マーク)を長押しし「コンテンツブロッカーなしで再読み込み」を選んでください。
勇敢なる電網の獅子
個人的には「ライオン丸」と呼んでいました。広告やスクリプトを無効にできるブラウザです。パケット節約に手応えがあり。効果がありすぎて、何も表示しないサイトがあるくらい。でもSafariに組み込めないので、今回を機にFocusに乗り換えることにしました。