iPadにも対応しました。
アプリ界のヒール、悪名高きSimejiです。アプリ自体はいいんですけどね。漢字変換の効率は純正よりも使いやすい。なによりカーソル移動がよく考えてある。フルアクセスにしなければ個人データを勝手に送られることもないわけで、当然フルアクセスをオフにします。
大事な設定をまず先に。キーボードの左上にあるキノコマークから設定画面に入ります。「インライン入力」と「iOSユーザ辞書を導入する」はオンにしましょう。この2つはフルアクセスでなくても使用可能。オンにすれば漢字環境が劇的に変わります。
キーボード配列が純正と少し違っている。句読点が裏に回っています。これはユーザ辞書でカバーしたほうがいい。Q方式を導入します。具体的には「qz」と打つと「。」が出るようにする。「qx」で「、」。「q」から始まる打鍵に記号類を割り当てると便利です。
qz → 。 qx → 、 qc → ? qv → ! qb → ・ qj → 「 qk → 」
とりあえず、上記変換をユーザ辞書に入れておくのがオススメ。上級者向きとすると「zz」で「。」、「xx」で「、」を登録するのもあり。「z」キーのダブルタップで句読点が打てます。「qjk」で「【】」が出るようにしておくと、自動で括弧の間にカーソル移動する。アプリがよく練られている証。会社が問題なだけだよな。
純正キーボードにも欲しいカーソルキー。真ん中にあるやつですね。ここをプレスして左右にスライドするとカーソルが走ります。Textwellには初めからあるから不要だけど、他の場面で重要。どのアプリでも使えるのだから。これだけでもSimejiにする価値がある。
日本語モードと英字モードを切替キーで呼び出せるのも地味に便利。
Simejiのウリは顔文字やアスキーアートの多彩さなんだろうけど、個人的には要らないんだよなあ。それよりも、「確定」を押さなくても、新しい入力があればそこまでを確定してほしい。出来れば句読点キーを全面に出し、打ったら即時変換になるとうれしい。iPadのキーボードはパソコンに近い変換で構わない。そういうのは難しいことなんだろうか。