外付けキーボードでお使いください。
エディタ界三大勢力の一角を担うEmacs。Viはもちろん、VimがiOS用にあるので、まあ、Emacsもあるだろうとは思ってました。さすがにソフトウェアキーボードでは使いにくい。だいたい、こんなctrlキー頼りのエディタを移植しても仕方無かろうに。
そんなわけでBluetoothキーボードとセットで使うのが基本。画面も広くなるし。HelpからKey Bindingsを開くと、一通りのコマンドがセットされていることがわかります。「editor」と言うからには、editに関することが何でも出来る。マウス操作など想定していない操作体系は、慣れると光速に近づきます。思い描いたときには、もう編集が完了している。
Optionからフォントサイズやテーマの切り替えができます。行番号が出ていると「書いている」って感じが出てくる。配色も青地になると沸き立つものがあります。
ソフトウェアキーボードには、拡張キーが出てctrlキーも打てるようになります。メタキーはescにセットされている。しかし、詰め込みすぎて、下カーソルとか呼び出しにくい。これはダメでしょう。外付けキーボード無しでタイプしてもリズムが生まれません。
Ymacs is an Emacs-like editor that works in your browser. Currently (starting with tag v0.4 in the c...
Ymacsという、ブラウザ版のEmacsがあって、NotEmacsはこれに準拠しています。ブラウザ版はiOSではうまく動かないので、移植してもらえただけでも有難い。
しかもその副産物として、Gambit SchemeというLispが走る。[esc]-[x]でM-xモードに入り、「run_scheme」とタイプするとSchemeが起動。簡単なプログラムが組めます。
ただし、最大の難点は日本語未対応。2バイト文字は打ち込んでも書き込めない。ここがなんとかならないと、フィーバーしないなあ。Lispが使えて面白んだけど。