今回のバージョンアップは底力が読めません。
通知センターにJavascriptを置いてパワーアップできます。しかも、新しくCLIPBOARDという変数が使えるようになりました。コピーした文字情報を別アプリに転送することが出来ます。クリップボードを参照できないエディタにも簡単にペースト可能。
でも、一番わかりやすいのはブラウザでしょう。たとえばDraftPadの内蔵ブラウザ。LookOverアシストで検索はできるけれど、そこから別のブラウザに転送するのは面倒でした。「面倒でした」は過去形です。これからは下記スクリプトをMyShortcutsで使うだけ。
javascript:browser="googlechrome";s=CLIPBOARD;location.href=(s.indexOf('http')==0)? s.replace(/http/,browser):browser+"://www.google.com/search?q="+ENCCLIPBOARD;
スクリプト内の変数 browser に、対象となるブラウザ・アプリのURLスキームを入れます。今回はGoogleChrome。httpで始まる文字列がクリップボードにあれば、そのアドレスをChromeで開きます。それ以外の文字列ならGoogleで検索。そういうスクリプト。もちろん、browser を書き換えることで別のアプリにも転送できます。
DraftPadの内蔵ブラウザでリンクを長押しし「Copy」。通知センターからMyShortcuts経由でスクリプトを呼び出せば、そのリンク先をChromeで見ることができます。
MyShortcutsの起動が素早い。コピーすれば、どこからでもChromeへ。
アプリ四千年の歴史の中で、通知センターの覇権を握ろうとする者が現れては消えていった。「通知センターはiOSの聖地。何人たりともその地をメニュー化してはならない」。林檎帝から課せられた厳格な掟。しかし、...
MyShortcutsへの登録は、DraftPadを使うと簡単になります。一行目にタイトル、二行目にスクリプトを書けば、後はこのアシストを実行すればOK。
myshortcuts://addreminder?title=<@L1>&url=<@L2>&time=0&autocallbackurl=draftpad:
登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/azohw7f
DraftPadの保存先にしてると、書き掛けのメモがやたら多い。純正アプリも、だんだん使いやすくなってきたと思います。ただ連携が貧弱。本当は検索用スキームがあると良いんですけどね。EvernoteはD...
クリップボードが使えるということは、従来ダイアログ・ボックスを出していたスクリプトが簡略化できるということ。たとえばEvernoteの検索も、キーワードをコピーしてしまえば、単に下記スクリプトの呼び出しで検索できちゃいます。
javascript:location.href="https://www.evernote.com/mobile/MobileSetup.action?noRedirect=true&query="+ENCCLIPBOARD;