ぴゅーぴゅー冷たい風が荒んでいます。もうすぐクリスマスがやってきて、今年も終わり。そう思っていたら、ネット界のサンタさんからプレゼントが届きました。
Porter
91958に続くScrapbox非公式アプリ。WorkFlowyに喩えると、91958がMemoFlowyで、PorterがHandyFlowyですね。専用エディタの91958に対して、Porterは機能拡張型ブラウザ。Scrapboxを表示しつつ、Javascriptで新しい機能を追加していけます。
SBPorter
URLスキームは「sbporter:」。Scrapboxにスルーパスする方式なので、Textwellから書き込むこともできます。一行目をタイトルとし、タイムスタンプを付けて転送します。
Import Textwell ActionSBPorter
使い方
拡張キーボードが使いやすい。上下キーがカーソル移動ではなく、行ごと移動する方式なのは嬉しいです。アウトライナー的な編集ができます。コピペ用の拡張キーも、行の削除やペーストに対応しています。左右キーが選択のときのみインデントなのは微妙かな。
スワイプすると別の拡張キー・セットが出てきて、さらに定型文も追加できます。β版テストでアイデアが吹き出して全部詰め込んだ感じでしょうか。いきなり多機能です。
機能拡張
右端の Page Menu に新しい機能を付け加えることができます。右上の[編集]から[+]をタップ。たとえば、表示中のページをTextwellに転送するのは下記スクリプトになります。
(function() {
editor = "textwell://replace?text=";
url = location.href.replace("io/", "io/api/pages/") + "/text";
x = new XMLHttpRequest();
x.open("get", url, false);
x.send(null);
location = editor + encodeURIComponent(x.responseText);
})();
まとめ
拡張機能を自作できるところに未知の可能性を感じさせます。出来れば、拡張スクリプトをインポートするURLスキームもほしいところ。でも拡張キーもカスタマイズできるし、考え出すと切りがないのかも知れません。