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Channel: W&R : Jazzと読書の日々
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TextwellやHandyFlowyからTodoistに一括登録する方法 Tasks

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Workflowレシピです。


Tasksレシピ

Workflow: Powerful Automation Made Simple 1.7.3
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (DeskConnect, Inc.)

WorkflowがiOSの「デフォルト」になりました。この意味は大きい。だって「こんなことが出来ます」を公開したいとき、購入を前提としなくて良いから。対象ユーザーに制限をつけなくて済む。振り返ると、有料版のときは敷居が高かったなあ、と思う。

そんなわけで、Todoistに複数タスクを一括登録するレシピです。


Textwellから登録

Textwell 1.6.3
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

Textwellに箇条書きでタスクを並べ、そのままTodoistに転送。下記アクションでWorkflowを呼び出します。カーソル行が空行のときは全文、何かあればその行だけ登録。変数Workflowを書き換えれば別のレシピにも変更可能。そんな汎用型にしました。

// Workflowのレシピ名を設定
Workflow="Tasks";

// スクリプト本体
url="workflow://run-workflow?name="+encodeURIComponent(Workflow)+"&input=";
if(T.current){
  T(url+T.stdin.currentText);
}else{
  T(url+T.stdin.text);
}

Import Textwell ActionTasks


HandyFlowyでも

HandyFlowy 1.4.2
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (Michinari YAMAMOTO)

WorkFlowyにプロジェクトの雛形を作り、必要に応じてTodoistに転送。ただWorkflowの性格上、段差の反映は無理そうです。Todoistのインボックス内であれば、タスクを長押しすると、左右に動かして段差を付け、ブロック化することが出来ます。

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/lvj67p2


ブックマークレット

SafariでWorkFlowyを開いてTodoistに転送することも出来ます。というか、現状でWorkflowが強力なのはココですね。Javascriptでは出来ないことでも、Workflowにプロセスを移せば無限に可能性が広がる。ブックマークレットとの連動がハンパない。

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/lasuqfd


まとめ

Todoistに連続登録するTextwellアクションTasksを修正しました
内容分析して日付を補います。純正リマインダー用レシピを書いたら、インスピレーションが働き、Todoist用も出来ちゃいました。文中から日付指定を抜き出し、Todoistの締切日に設定するシステム。Te...

以前は時刻設定もしたのですが、結局書き換えるわけだし、あまり役に立たなかったので今回は取りやめ。単にタスク転送するレシピにしてみました。

Todoistを使っていて思うのは、タスクには単独のものと、連続した群体とがあること。連続した群体とは、ある目的を達成するために行うべき行動が複数ある状況で、これが「プロジェクト」と呼ばれるわけですね。初めはよくわかってなかったけれど。

つまり、タスクを考えるとき「行動」を考えているのではない。「目標」を考えている。「何がしたいか」の長期目標が明確にならないとタスクは決まらない。長期目標を達成するための行程を分割し、「一里塚」的なものを仮設すると「タスク」になる。

この加減が見えてくると直接Todoistに書き込むのはムリなのです。Textwellのようなフリースペースで、まず「自分は何がしたいんだろう」や「今の状況がどうなると幸せかなあ」と夢想する段階が必要になる。そして、その夢想を「タスク」という現実次元に落とし込んでいく段階が来る。それは生活自体をプログラミングする感触で、それからでないとTodoにはならない。最近そんなふうに感じています。


Scrapboxをカスタマイズして背景画像を貼り付ける方法

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この柔軟性は何なんだ?!


Scrapboxは面白い

UserCSS - Scrapboxヘルプ
テーマを変更するだけでは物足りない人むけの機能です....

Scrapboxは画面のカスタマイズが自由にできます。フォントサイズを変えたり、行間を広げたり。背景画像の設定もあるので試してみました。


settingsページを作る

新規作成でページを開き、タイトルを「settings」にします。


style.cssを書く

「code:style.css」と書いて改行。すると行頭がインデントした状態になるので、下記スタイルを書き込みます。画像アドレスはもちろんご自由に。

body{
  background-image: URL('http://az619519.vo.msecnd.net/files/VolunteerPoint_EN-US6724349323_1920x1200.jpg’);
}

リロード

ブラウザを再読み込みすれば、そこは南極。


Bing壁紙集

Bing Homepage Gallery
This gallery showcases images featured on the U.S. Bing homepage during the past 5 years....

今回使ったのはBingギャラリー。ペンギンが可愛かったので。


まとめ

画像が大きすぎる場合は、下記設定も追加で。

  background-size: cover;

カスタマイズすると、ほんと愛着が増します。たーのしー。

Scrapbox用のiPhoneアプリが無いならCoastを使おう

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Scrapboxに似合うWebブラウザを探してみました。ScrapboxはGoogle認証が条件。それをクリアできるなら専用に使えそう。Scrapbox以外は開かないようにする。何度も読み込むこともないから、Scrapboxを軽く捌けるんじゃないだろうか。


ブラウザを試してみた

Chrome - Google のウェブブラウザ 57.0.2987.137
分類: ユーティリティ
価格: 無料 (Google, Inc.)

Google製だから認証はバッチリ。でもフルスクリーンにはならない。ちょっと上のURL欄が目障り。Scrapbox内が前提なのでバックボタンも要らないのです。


Google認証できました。下段メニューでフルスクリーンにもなります。


iLunascape ウェブ ブラウザ 8.0.1
分類: ユーティリティ,仕事効率化
価格: 無料 (Lunascape Corporation)

Sleipnir Mobile - Web ブラウザ 4.3.4
分類: ユーティリティ,仕事効率化
価格: 無料 (Fenrir Inc.)

Smooz ブラウザ - 片手でサクサク高速検索できる ブラウザ アプリ 1.6.0
分類: ユーティリティ,仕事効率化
価格: 無料 (Astool Inc.)

いずれも個性的なブラウザなのですが、ログイン認証できず。


即オチ

とまあ、いろいろなブラウザを使ってみたけれど、Opera CoastでScrapboxを立ち上げた瞬間、言い知れぬ「満足感」が湧いてきました。これは最強すぎる。

そんなわけで探索終了。Google認証が使える上、初めからフルスクリーン前提のスワイプ操作。画面の小さなiPhoneに特化したシステムなので、余分なものがなく「専用アプリ」ぽい。他のブラウザとは一線を画しています。何より見た目がカッコいい。

Opera Coast Web ブラウザ 5.04
分類: ユーティリティ,仕事効率化
価格: 無料 (Opera Software ASA)


書き込むアクション

Textwell 1.6.3
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

CoastのScrapboxに書き込むTextwellアクションも作ってみました。白紙の場合はScrapboxのトップページが開き、何か文章があれば保存します。

Import Textwell ActionScrapbox


Scrapboxから出力

左下の共有シートで、TwitterやEvernoteにリンクを出力できます。ここをカスタマイズできると面白かったんだけど、そこまで柔軟ではなかった。


選択出力

iPhoneだと編集モードでの選択ができないけれど、閲覧モードだと長押しで「全選択」や「共有」が使えます。これでTextwellに転送できる。

ただし、リスト表示の部分は先頭がタブに変換されるため、表示が乱れてしまいます。これは後で専用アクションを作るしかないか。


まとめ

Scrapboxの立ち位置はEvernote。従来「Textwellで書いてWorkFlowyに転送、WorkFlowyで骨子が作れたらEvernoteに保管」という流れでしたが、そのEvernoteの部分がScrapboxに変わりつつある。ただ、EvernoteはIFTTT経由で流れ込んでくる情報も多い。とくにTodoistの完了タスクは、そのまま自分自身の「日記」を兼ねているので外せない。その代用はScrapboxにはムリなのです。

でもScrapboxほど情報カード好きを魅了するサービスはないだろうとも思う。個人の記録が溜まっていくことで、自分の意図しない連想体系が構築される。阿頼耶識的なツール。1000件超えたら、自我を持つか、ゴーストが宿るんじゃないか?

けものフレンズの公式短編第12.1話「ばすてき」が出たよ

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たつき監督、すっごーい。


YouTubeに難民キャンプ

新しい映像が公開されています。たつき監督が趣味で作ったものとか。確かに短いけれど、スタッフは本編のまま。しかも続きも出そうな展開です。


コンセプト

すごーい!の連続、『けものフレンズ』チームに3万字インタビュー | アニメイトタイムズ
超人気テレビアニメ『けものフレンズ』を作ったキーパーソンに超ロングインタビュー! ネットでは連日のように各話の考察が行われ、「すごーい!」や「たのしー!」といったセリフは流行語にもなっています。今回お...

プロデューサーの人のインタビュー。これを読んで思うけど、けものフレンズのコンセプトは他の深夜アニメと一線を画している。それが「違和感」になっていて、だから最後まで見続けることができたのかな。グッズを売るとか度外視しているもの。

梶井:アニメ作品に限りませんが、たいていは1クールなりで終わって、それまでです。仮にBDやグッズ、原作本が売れて、海外にも番組が売れて大成功となって2期やりましょうとなっても、結局は消費されるだけの運命です。『けものフレンズ』は、そういう作品にはしたくなかった。

こんなふうに言えるなんて、作品に愛があるなあ。


まとめ

コンテンツを売る時代は終わった、という感想。コンセプトを出して、それを息長く深めていく方向にコマーシャル・モデルが変わってきました。だから、監督が自主作品として新作を出すことが、誰からも咎められない。通常のドラマやアニメなら、まず考えられません。コンテンツの個人使用になるから、スポンサーが許すとは思えません。それがまかり通ってしまうところに「けものフレンズ」の特殊性があります。

コンセプト志向というのは、振り返ってみると、別に新しい事態ではないかも知れない。ポケモンだって、そうです。ゲームがあって、アニメになって、漫画になって、いろんな人たちが二次創作の題材としている。そのことでポケモンの世界は朽ちることなく、今も存続しています。新しい世代がファンとして入門し、古い世代は「俺もそろそろ卒業か」と言いながら、旅立っていく。その点からすれば「ガンダム」も同じようにコンセプト志向だろうし、東方幻想郷もそのハシリにあるでしょう。

でも、けものフレンズは「子ども」や「オタク」をターゲットにしていません。そこには初めから「卒業」が仕組まれていない。たぶん、第1話はオタクにウケないように作ってあります。媚びていない。やたら間延びした空気が漂っていて、それは「科学ドキュメンタリー」の時間感覚に近いんじゃないかと思う。だから、アニメとして観てしまうと「一話切り」という事態になる。リスキーなことをしています。小刻みにウケを狙う「バラエティ」ではなく、ただただ「サバンナ」という舞台が主役にする「ドキュメンタリー」になっている。わざわざ動物園に取材したインタビューも流し、何目何科の動物なのかも明示する。アニメとして理解されることを拒んでいる。

何かこんなドラマを昔見たなあ、と考えたら、思い当たりました。ピンキーとキラーズの『青空に飛び出せ!』です。たいていの人は知らないでしょう。僕もよく覚えていません。ピンキーとキラーズという5人組のグループがバスに乗って旅をし、そこで出会った人との交流を描くドラマ。1969年放送だから、再放送を見たのかな。脚本はあるけれど、まるで実話の旅行のように描かれ、津々浦々を紹介する観光番組になっていました。日本って広いなあ、と子どもながらに思った。あの雰囲気ですね、けものフレンズは。

日本のいろいろなところに人間がいて、それぞれ自分だけの悩みを抱えている。誰もが生きている。そういうメッセージを持ったドラマだったと思います。ウソの世界なのにリアリティがある。出会いがあり、悩む人がいて、親身に関わる人がいて、別れがある。その反復にリアリティが宿る。

けものフレンズはそれを受け継いでいるように感じました。だから放送が終わっても「まだこの世界を見ていたい」という感想が湧いてくる。もし、ストーリーを観ているなら、こんな感想は出てきませんよ。話は終わっているのだから。「ドキュメンタリー」であるから視聴者は「この世界」に関心を持ち続けることができるのです。

少し長い論文を書くときはTextwellのCardyが半分だけ考えてくれる

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手動式AIシステム。


Cardyというシステム

カードスタイルで文章を構築する:CardyをTextwellにも広めたい
作らねば(使命感)。Cardyが気に入ったのでTextwellにも取り込みました。と言っても、StyleFlowyを書き換えただけです。Textwellの内蔵ブラウザでWorkFlowyを使う。そうい...

Textwellはメモには良いけれど、そこから構成を深めるとき使いにくい。やはり「一枚の紙」であり、紙を束にした「ノート」ではありません。けれど「ノートのほうが良い」とも思いません。ノートのようなアプリはいろいろありますが、結局「ファイル管理」の範疇から抜け出せていない。見る頻度の低いテキストは沈殿し、ただ「墓場」が出来るだけです。

そこで苦手な部分はWorkFlowyに委託する。「Cardy」は、WorkFlowyに保管し、段落を並び替え、テキストに語らせるための装置です。「ファイル」という垣根がはずれると、どのテキストも呼吸し始めます。左右に触手を伸ばし出す。彼らは生き物なのです。

Import Textwell ActionCardy


使い方

WorkFlowyが情報カードのデザインに変わります。起動時に選んだ形式でテキストがクリップボードに入るので、それを任意の箇所に貼り付けてください。

左上のロゴ「workflowy」をタップすると「裏面」を開くことができます。つまり、2つのトピックを交互に行き来することができる。スター機能がiPhoneには無いので、それを補う代用品です。それとカーソルをスライドで動かす速度を少し下げました。

トピックの移動は相変わらずギクシャクしますが、二本指で長押ししドラッグすれば安定します。これはSafariでも同じなので、Apple社の問題と思われる。

デザインは春仕様の桜色中心ですが、見づらい場合は、ソースの先頭にある配色関連の変数を書き換えてください。


まとめ

Textwell 1.6.3
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

思いついたことは、とりあえずTextwellに書く。それを素材にWorkFlowyで整理する。これを反復すると、論文を書くための骨子が生まれてきます。

ただこれまでは、WorkFlowyからそのままTextwellに読み込み推敲していました。でもこの方法はツギハギ感がきつい。演奏を細切れに録って、後からダビングで繋ぎ合わせたような無様さ。何かノレない。読み直すとテンポが悪いものになってしまう。

それで、WorkFlowyをもとに、その内容を紙に描くことにしました。表に分類してみたり、ベン図を並べてみたり。パワーポイントのスライドを作る感じでしょうか。視覚的に説明する図表を作っていく。スライドが目標ではないので、大雑把なもので構いません。

そして、その図表を解説するつもりで、スクラッチから文章を書く。つまり、スライドをコード進行表にし、そこに即興演奏を付けていくイメージです。これだとグルーヴ感が失われない。話の流れによって図表も前後しますが、読者は飛躍を気にしません。というか、気づかないものです。ライブ感のある文章は最後まで読んでもらうことができます。そうすれば目的の半分は達成です。あとの半分は「実力」なので、如何ともし難いけど。

ScrapboxをAPI経由で取り出すブックマークレットを作ってみた ScrapOut

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出力も安心。


Scrapbox API

ScrapboxはAPIを実装してるんですね。これなら他のアプリに転送するのが簡単です。もちろん、APIを使うと、取得に時間差が出てしまうのは難点。でも、そこを大目に見てもらえれば、画像やテーブルがScrapbox記法のまま取り出せてありがたい。

https://scrapbox.io/api/pages/プロジェクト/タイトル

ScrapOut

APIを使うと、ページ情報がJSON形式で返ってきます。その情報を整理し、lines内のtextを抜き出すと、本文が再構成される。それを転送するブックマークレットです。Scrapboxのノートを開き、このブックマークレットを起動してください。するとTextwellにテキストが書き込まれます。Scrapbox記法が消えないから、書き直すのが手軽で素敵。

最後のlocationのところを書き換えれば、別のエディタにも対応します。MacならBearにURLスキームがあるのでパソコンでも使えるんじゃないかな。

javascript:url=location.href.replace(/io\//,"io/api/pages/");x=new XMLHttpRequest();x.open("get",url,false);x.send(null);d=JSON.parse(x.responseText);s=d.title+"\n\n";for(i=1;i<d.lines.length;i++) s+=d.lines[i].text+"\n";location="textwell://replace?text="+encodeURIComponent(s);

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/mdbddy6


Textwellから書き込み

Scrapbox用のiPhoneアプリが無いならCoastを使おう
Scrapboxに似合うWebブラウザを探してみました。ScrapboxはGoogle認証が条件。それをクリアできるなら専用に使えそう。Scrapbox以外は開かないようにする。何度も読み込むこともな...

TextwellからScrapboxへの転送は前回の記事を参照してください。Coastを経由するアクションですが、変数HOMEの先頭を coast-https: から https: に変更すればSafariも起動できます。ブックマークレットを多用するなら、そちらがいいかも。

実は、ScrapboxではUserScriptが使えるようなので、最終的にはCoast内でブックマークレットを動かす仕組みを実装できるかも知れません。そうなったら、あ、どうなっちゃうんだ? 無敵エディタが誕生する瞬間に立ち会っている気がしてきた。


まとめ

すでに認証されているところで動くので、非公開プロジェクトでも使えます。Webアプリの利点ですね。機能拡張がユーザー・レベルで行いやすい。

EvernoteやSimplenoteは出力に配慮がなく、今ひとつ使いづらかった。テキストの流れが一方通行になりがちでした。Scrapboxはそのハードルを楽々と超えたかも。Textwellに戻せるなら、iPhone/iPadでは何も困りません。再利用の敷居が低いです。

Scrapboxで作成日と更新日を表示するブックマークレット ScrapInfo

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iPhoneだと分からなくて。


ScrapInfo

ScrapboxをAPI経由で取り出すブックマークレットを作ってみた ScrapOut
出力も安心。ScrapboxはAPIを実装してるんですね。これなら他のアプリに転送するのが簡単です。もちろん、APIを使うと、取得に時間差が出てしまうのは難点。でも、そこを大目に見てもらえれば、画像や...

iPhoneだと表示が減らされているため、ノートの情報が隠されてしまいます。作成日や更新日を確認する方法がありません。でも、前回のAPIにはそうした情報も入っていたので、それを取り出して表示するブックマークレットを作ってみました。

javascript:url=location.href.replace(/io\//,"io/api/pages/");x=new XMLHttpRequest();x.open("get",url,false);x.send(null);d=JSON.parse(x.responseText);d1=new Date(+d.created*1000);d2=new Date(+d.updated*1000);s="User: "+d.user.name+"\n\n created:  "+d1.toLocaleString()+"\n updated: "+d2.toLocaleString();alert(s);

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/l42wl6p


使い方

SafariでScrapboxのノートを開き、ブックマークレットを起動してください。作成者と日付情報がアラートボックスで表示されます。


まとめ

iPadだと右上アイコンをタップすると「updated 2 days ago」と出るのですが、これは共同制作を想定しているのだと思います。誰かがコメント付け足したとき、いつ頃のアクセスかを把握するため相対時間で表すわけですね。ポリシーが一貫している。

ただ、一人Scrapboxだと、タイムスタンプのほうが便利かなと思い、そちらで表示することにしました。このブックマークレットは、もしかしたら、ノート内の文字数なども併記すると面白いかも知れないので、今後その方向で改造する可能あります。

Scrapbox関連のiPhone用自作ブックマークレット

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ScrapboxのAPIについてヘルプが更新されました。


Scrapbox API

テキスト抜き出し用APIが公開されています。


テキスト抜き出し ScrapOut

ScrapboxをAPI経由で取り出すブックマークレットを作ってみた ScrapOut
出力も安心。ScrapboxはAPIを実装してるんですね。これなら他のアプリに転送するのが簡単です。もちろん、APIを使うと、取得に時間差が出てしまうのは難点。でも、そこを大目に見てもらえれば、画像や...

ブックマークレットを簡略化してみました。ソースの初めにある変数edがエディタ用のURLスキームになります。ここを書き換えれば、Textwell以外でも可。

javascript:ed="textwell://replace?text=";url=location.href.replace(/io\//,"io/api/pages/")+"/text";x=new XMLHttpRequest();x.open("get",url,false);x.send(null);s=x.responseText;location=ed+encodeURIComponent(s);

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/kqvtxzj


更新日表示 ScrapInfo

Scrapboxで作成日と更新日を表示するブックマークレット ScrapInfo
iPhoneだと分からなくて。iPhoneだと表示が減らされているため、ノートの情報が隠されてしまいます。作成日や更新日を確認する方法がありません。でも、前回のAPIにはそうした情報も入っていたので、...

タイムスタンプを表示します。これは変更ありません。

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/l42wl6p


Webクリップ ScrapClip

Scrapboxに画像付きでWebクリップしたいと思いませんか ScrapClip
iPhone用ブックマークレットです。パソコンでも使えるかも。Scrapboxはグリッド表示のとき、画像をカードに出来ます。文字だけのカードだと中身がわからない。こういうのは利点を生かさないとさみしい...

表示しているサイトのWebクリップをScrapboxに作ります。詳細については前回の記事を参照のこと。変数Scrapboxをご自分のサイトに書き換えてお使いください。今回、YouTubeの貼り付けで動画が出ないケースがあったので修正しました。

javascript:Scrapbox="https://scrapbox.io/PROJECT/";a=d=0;url=location.href;title=document.title || url;text=getSelection().toString();switch(true){case /youtube\.com/.test(url): url="http://www.youtube.com/watch?v="+url.split("v=")[1].split("&")[0];text=url+"\n#youtube";break;case /workflowy\.com/.test(url): p=selectOnActivePage(".selected").getProject();s=child(p);title=s.split("\n")[0];url="workflowy "+url;text=s.substr(title.length+1);break;case /amazon\.co/.test(url):a=1;default: p=document.images;for(i=a;i<p.length;i++) if(p[i].width>100) {url=p[i].src+" "+url;break;}}if(!text){p=document.getElementsByTagName("p");if(p.length){text=p[a].innerText;}else{text=document.body.innerText}}link="["+url+"]\n"+text;url=Scrapbox+encodeURIComponent(title)+"?body="+encodeURIComponent(link);open(url,"_blank");function child(x){d++;var a=x.getName().text()+"\n";var b=x.getNotes().text();if (b.trim().length>0) a+= "-- Note Start --\n"+b+"-- Note End --\n";var c=x.getVisibleChildren();for(var i=0;i<c.length;i++){for(var j=0;j<d;j++) a+=" ";a+=child(c.eq(i));}d--;return a;}

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/n39dc5e


まとめ

ヘルプが更新中なので、もっと変なことができそうな予感がします。ふふふ。


けものフレンズのどうぶつしょうぎがiPhoneでも出来たよ

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つくったー?!


フレンズしょうぎ

フレンズしょうぎ
🐱🐱🐱 音がでるよ 🐱🐱🐱けものフレンズ の愉快な仲間たちが駒になった どうぶつしょうぎ の二次創作物だよ! Google Chrome推奨だよ! スマホは 一切テストしてない から、バグ...

yskさんが素敵なものを公開してくれたよ。へいげんちほーのフレンズたちが大活躍。どうぶつしょうぎのルールを知ってればへーきへーき。相手の大将を取れば勝ち。スマホで動くかわかんない、って書いてあるけど、うちのiPhoneでは動いたよ。すごーい。


しんぐるちほー

将来的には対戦もできるようだけど、いま用意されているのはCPUとの対戦だけみたい。画面の「しんぐるちほー」をタップしてみてね。


あそびかた

ゲームの開始は「コンピューターとあそぶ」をタップしてね。難易度は「アライさん」と「コツメカワウソさん」と「アルパカさん」の3つだよ。


まとめ

どうぶつしょうぎ名人
△どうぶつしょうぎ名人▲あなた(あと78手)棋譜:までXX手にてどうぶつしょうぎ名人 の勝ち ...

どうぶつしょうぎのルールがおぼえたら「名人」にも挑戦してみるのだ。「名人」はIQが高くて、最強すぎるのだ。ほんと、全然勝てないのだ。

Markdownの使えるiPhone用アウトライナーが出てました Outlinely

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Markdownエディタとしてオススメできます。


Outlinely

Outlinely - Outliner, beautiful outline & notes 1.2
分類: 仕事効率化,ビジネス
価格: 無料 (Glam Software)

iPadで開くと3ペイン方式のアウトライナー。階層の移動は拡張キーを使います。WorkFlowyよりBearとバッティングする感じかな。Markdownで書いていく。それをカテゴリー分けし、ファイル単位で管理します。しかもiCloudで同期するタイプ。


URLスキーム

X-Callback-URL Support - Outlining app for Mac & iOS
Outlinely supports x-callback-url protocol. Via URL Scheme, other apps can trigger certain actions, ...

x-callbackが使えるのは良いんですけど、元のアプリに戻そうとすると急に重くなる印象です。単純にTextwellの保管庫にすると良いかな。

Import Textwell ActionOutlinely


使い方

Textwellの一行目をタイトル、二行目以降を本文として書き込みます。でも階層づけの方法がわかりません。プレインテキストで出力するとインデントにタブが入るのですが、タブを付けて転送してもインデントは無視されます。なんか作り方に一貫性がないな。


Mac用の試用版

Outlinely - Powerful outliner for Mac, iPhone, iPad
We think in outlines, that’s the way our brain works. Shape your thoughts in Outlinely and become pr...

5日間のフリートライアルがありますね。有料版はお高い。去年は機能制限の無料版があったようで「Outlinely Express」の名で取り上げているブログがヒットします。探してみると、macworldでフリーソフト扱いになってるみたい。...と思ったら、リンク切れ(涙。

http://www.macworld.co.uk/download/social-networking/outlinely-express-200-3330781/

Outlinely - Think, write, organize! 2.6.0
分類: 仕事効率化
価格: \4,800 (Glam Software)


まとめ

アイデアは良いのですが、ちょっと違う。拡張キーでアウトラインを動かすのは億劫です。手数の割に報われない。爽快感がない。しかもノートの並びがタイトル順か作成日順。「ここにマージ機能が付けばScrivenerに匹敵するのに」と惜しい感じがします。

まだ出たばかりのエディタですから、今後大きく変身する可能性はあります。ただ、この頃の傾向を見ると、アプリを公開してからコンセプトを大きく変えるメーカーはありません。たぶんそれをやると、すでにユーザーとなった人たちから「私が望むものとは違う」とダメ出しされるからでしょう。既存ユーザーが足枷になり、挑戦できない。

内在する方向性としては、ScrivenerやUlyssesと同じ、テクスト・コンポーザー的な広がりのあるアプリだと思います。アウトライナーではない。段落を並べ替え、章立てを作ることで論文や小説の執筆を支援する。それだけの底力がある。けれど、その方向に開発を進めると苦情が出る。それを無視して、既得ユーザーを捨ててでも前に進めるかが、このアプリがどう化けるかの分水嶺になりそうです。

Textwellのアクションを組み合わせてアウトライナーにしてみた

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Outlinelyに触発されて。


Outlinely

Markdownの使えるiPhone用アウトライナーが出てました Outlinely
Markdownエディタとしてオススメできます。iPadで開くと3ペイン方式のアウトライナー。階層の移動は拡張キーを使います。WorkFlowyよりBearとバッティングする感じかな。Markdown...

Outlinelyのアウトライナー機能は拡張キーボードです。行単位で上下左右に動かす。でもそれだったらTextwellでも出来るし、出来ないのは展開と収納だよなあと思い、そこのところは「未来の自分」の課題にし、出来るところだけやってみました。


Textwell

アクションを作らなくても、公式アクション集で揃います。アクションリストの右下「アクション集」をタップ。落としたのは下記アクションの4つ。

Outdent(2 Spaces)
Indent(2 Spaces)
Move Line Up
Move Line Down

これをもとに、以下のようにしました。

  1. アクション名をそれぞれ三角マークに書き換えます。
  2. この4つを1つのフォルダに入れます。
  3. アクションバーをスワイプし、歯車ボタンで先ほどのフォルダを指定します。
  4. おしまい。

追加アクション Push

Textwell 1.6.3
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

行削除/挿入もほしかったので新規アクションも作りました。カーソル行を削除し、クリップボードに「追記」します。「追記」なのでクリップボードのクリアはしません。そして空行でこのアクションを実行すると、それまで追記した分を一気に吐き出します。

飛び飛びの行を選択して移動することを想定しています。クリップボードの中身は、通常のポップアップメニューの「コピー」で初期化できます。

Import Textwell Action✖️


なんちゃってライナー

写真のようにキーボード上にアウトライナー機能が追加されます。行単位で上下を入れ替えたり出来ます。複数行を選択していても、そのブロックごとに移動できます。

カーソルを行頭にしなくても、ポンと段落が入れ替わるのは良いですね。ブログの下書きで、文の流れを整えるときはこれで十分かな。


まとめ

上下に動かすアクションは下位トピックが連動しないですね。アウトライナーを謳っているわけじゃないから仕方ないけど、ブロック単位のほうが面白いかな。範囲選択すれば動かせるし、ブログ・サイズのテクストなら十分だけど。あとで考えてみます。

で、それより心配なのがTextwell自体。いまAppStoreを検索したらヒットしないんですよ。え? なにかあったの? 完全リニューアル版でも出るのかな。

もしTextwellがScrapboxを呑み込んでしまうとしたら?

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近未来的なテクスト空間が垣間見える。


Textwell 1.7

Textwell 1.7
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

一時的にAppStoreから消え、どうしたのかと思っていたのですが、バージョンアップして帰ってきました。iOS10に最適化された最新版。使い勝手はそのままだけど、内部は大きく作り変えてそう。テーマを「レッド」にすると赤ワイン感がカッコいい。

アクションバーのフォルダ指定ができなくなっているので、バグフィックス待ちでもあるけれど、サポートが続くこと自体がうれしいです。ありがとう。


Scrapboxと合体

Scrapbox - チームのための新しい共有ノート
あらゆる情報を自動で整理することができる画期的な知識共有サービスScrapboxでは、遠く離れた人が同じページを同時に編集することができます。 ライブ・マークアップエディタはとても強力で、[角カッコ]...

WebView、つまり内蔵ブラウザが進化して、Google認証に対応しています。ということは、ScrapboxをTextwell内で表示できる。これが思った以上で。

Import Textwell ActionScrapbox


使い方


アクションを起動するとScrapboxにテクストが書き込まれます。もしTextwellが白紙の場合は、Scrapboxのトップページを開く。そして内蔵ブラウザを閉じると、そのとき表示しているScrapboxを読み込みます。何ですかね、この一体感。別のアプリみたい。


まとめ

TextwellがないとiPhoneでScrapboxは使えない。そんな感想が出そうなくらい、使いやすい。例えてみると、WorkFlowyに対するMemoFlowyの関係が、ScrapboxとTextwellの間に打ち立てられたようなもの。しかも、どちらも本来の実力のまま。

ソース内の変数HOMEをご自分のScrapboxアドレスに書き換えてからお使いください。Scrapboxが、ネット同期する無双の「ネタ帳」として活躍します。間違いありません。これまで使ってきたどんなアプリよりもシームレス感が半端ない。こわい。

iPhoneでScrapboxを使う際、3つの弱点があります

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Textwellで回避する方法を考えてみた。


現在困っていること

もしTextwellがScrapboxを呑み込んでしまうとしたら?
近未来的なテクスト空間が垣間見える。一時的にAppStoreから消え、どうしたのかと思っていたのですが、バージョンアップして帰ってきました。iOS10に最適化された最新版。使い勝手はそのままだけど、内...

Textwellのバージョンが上がり、Scrapboxへのアクセスが簡単になりました。これでiPhoneでも読み書きができる。そう思って、ここ数日運用していて困ったのが下記3点。いずれもScrapbox本体がiPhoneに完全対応してくれないと解決しないことです。

  • 編集でカーソルが効かない。
  • 作成日がわからない。
  • 上書きや削除ができない。

1つの解決策

Textwell 1.7
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

それで思いついたのが、タイトルにタイムスタンプを入れてしまう方法です。このTextwellアクションは本文の一行目をタイトルとして扱いますが、そこを「タイトル [日付]」という形式で埋め込んでしまう。新規ノート扱いでScrapboxに保存する仕様です。

ソース内の変数HOMEをご自分のScrapboxアドレスに書き換えてお使いください。でないと、どこにアクセスすればいいか、Textwellにはわかりません。

Import Textwell ActionScrapbox


編集でカーソルが効かない

WebView上での編集を諦めるしかありません。Scrapboxのすごいところは、一文字ごと一行ごとにメタデータが追加され、修正した人の名前や更新日が埋め込んであることです。共同作業を第一に考えてある。カーソルの無効化はその副作用のようです。

そこで「ノートを編集するには一度Textwellに読み込んでから」という方法を採用します。WebViewでは修正をしない。内蔵ブラウザを一度閉じ、Textwellに落としてから書き換える。そして改めて、そのテクストをScrapboxに保存します。

ただ、この方法だと次々に新しいノートが追記されていく。一人で使う分には問題ないものの、共同作業で使うとしたら、相手がノートAを訂正しているときに、別のノートBを作ってしまうわけで、かえって不便かもしれません。Notaの対応を待つしかない。


作成日がわからない

タイトルにタイムスタンプがつくので、作成日は一目瞭然になります。日付と時刻が追加されます。同名のタイトルが存在しないことになり、既存ノートとのバッティングが起こりません。「保存したつもりが保存してなかった」という事態が生じない。

ただ、タイムスタンプはあくまでも補助的な情報なので、Textwellに読み込むときは取り外すことにしました。タイトルは、もとの題名だけに戻ります。これを書き換えていけば、タイトルの後ろにタイムスタンプが2つも3つも並ぶことはありません。


上書きや削除ができない

これに関してはどうしようもありません。というか、iPhoneから簡単に上書きや削除ができてしまうと、共同作業ノートとして不具合が生じるのは明らかです。別の人から見たら、自分が書いた文章を急に消されるわけですから。大きな問題を秘めている。

たとえパソコンからであっても「上書きや削除」は共同作業ノートには禁忌なのです。それを可能にするには、本来システム自体にリビジョン管理の仕組みが必要になります。1つ前のバージョンに戻す方法があれば、上書きによる混乱を避けられる。

実はScrapboxは内的にリビジョン管理をしているそうです。履歴が作られていてAPIもある様子。ただ、どういう実装をすると手軽に扱えるかのインターフェイスを考案中のようです。iPhoneからの上書きや削除は、それを待ってからですね。


問題点

このアクションには字数制限があります。URLに追加する方式なので、URL自体に長さ制限があるらしい。経験的には2000文字くらいかな。


まとめ

保存するときに確認ボックスを出すことを一度考えました。でも採用してません。これはTextwellの「一枚の紙」というコンセプトに呼応しています。

「紙」に「保存」という概念はないですよね。書いた文章は書けば紙に残ります。現実の筆記用具に「保存」は存在しない。「保存」は、磁気テープにデータを書き込まざるを得なかった「過去のコンピュータ」の苦肉の策です。機械的な制約のため「保存」という概念が生まれ、それが「慣習」となり、無反省に現在も残っています。iPhoneアプリにはその陋習に対抗するタイプがあり、DraftPad(Textwellの前身)はその先駆けだったと思います。

もちろん「紙」にも「保管」はあります。書いたメモをネタ帳に貼り付け、保管しておく。それは思考の変遷を追いかけるためのツールです。しかも幸い、今回「Scrapbox」という名作に巡り会えた。現実空間の執筆感覚が電子上に拡張される。そうしたツールは、自己の存在を主張してはいけません。空気のようなアクションになることを目指しています。

モブログの画像はGyazoに任せ、文字はTextwellで捌く

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最近ここのブログはGyazo経由で画像を貼っています。フォトライフより手軽ですね。手順が最適化されてきたので、一旦まとめてみます。


Textwell用アクション

Gyazoの画像リンクをTextwellで取得するアクション
Scrapboxの画像方面。無制限に写真をアップロードできる共有サービス。無料ユーザは最近の10枚しか表示できませんが、貼り付けて仕舞えばずっと使える。確かにブログのスクリーンショット置き場に最適です...

以前のアクションはGyazoカメラを起動するか尋ねていたのですが、使っているうちに「不要」と気づきました。iPhoneだともっと簡単な方法があります。写真アプリに埋め込まれていたのです。アップロードは別に用意しなくても構わなかった。

それで、画像リストを開くだけのアクションに変更しました。

Import Textwell ActionGyazo


画像への注釈

スクリーンショットに文字や矢印を入れるのは、今もSkitchを使っています。Skitchは写真アプリの編集モードから入ります。純正の文字入れ機能「マークアップ」もあるのですが、使いにくい。Skitchの使い方は以前の記事を参照ください。


アップロード

Gyazoカメラがインストールされていると、1枚ずつ写真アプリから直接アップロードできるようになります。対象の画像を選び、アクティビティを開くと「Gyazo」があります。Skitchで加工してからすぐ送信。作業がカメラロール内で完結します。


貼り付けかた

TextwellでGyazoアクションを起動し、対象の画像を開きます。

内蔵ブラウザを終了すると「Link / Image」のメニューが出てきます。LinkはScrapbox記法のURLアドレスで、Scrapboxに貼り付けるならこちらが便利。ImageのほうはHTMLのimgタグになります。ブログに貼り付ける場合はImageを選んでください。

URLアドレスに /raw を付けると画像が出るけれど、今回はそれを使っていません。単純にDOMを検索する方法で画像アドレスを抜き出しています。


まとめ

Gyazoカメラ - 写真をURLで即シェア! 3.2.0
分類: 仕事効率化,写真/ビデオ
価格: 無料 (Nota Inc.)

Scrapboxに書き込むときも同様です。Textwellで下書きし、写真資料を貼り付け、Scrapboxに転送する。Scrapboxにリンクがあれば、長押しで保存できるので、カメラロールに戻すことができます。アドレスから直接Gyazoの管理画面を開くこともできるので、「最近の10枚」の制限を超えて削除やコレクション分けができる。いろいろ重宝します。

画像は鳥瞰です。一瞥で全体像を伝える。そうした働きがあります。人間は樹上から地上に降りたとき、視覚が大きく発達しました。樹上では周囲が葉の茂みに閉ざされ、視界が狭い。哺乳類にとって嗅覚が環境情報を嗅ぎ取る一番の手段でした。でも草原には視野を遮るものがなかった。広大なサバンナで餌や敵に気づくには、もはや嗅覚や聴覚ではなかった。

そのため人間は「視覚」に騙されやすいハンディを負っています。ベン図や折れ線グラフを見せられると「わかった感」が先行する。餌には飛びつくし、敵からは逃げる。反射的な行動がセットになっています。視覚に突き動かされ、そして言い訳をする。

図表やイラストが散りばめられたテクストは要注意です。一度、画像を言葉に置き換える手続きが必要。図表には「ムリ」が隠されていますから。

Pagesが無料になったことだしTextwellからテクスト転送してみよう

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Workflow経由が便利です。


Pages

Pages 3.1
分類: 仕事効率化,ビジネス
価格: 無料 (Apple)

Pagesを端的に言えば「AppleのWord」。日常的には「ワープロ」として使うアプリですね。出力にWordやPDF、ePubが選べるし。写真入りの凝った文章を作るなら、最終的にはPagesに渡すのが手軽かも知れません。iPadをポートレートで使うと自然。


Textwell

Textwell 1.7.1
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

エディタで下書きして、ワープロで修飾する。DOSの頃からのワークフローです。長い文章ならScrivenerで書き、PagesにRTFで送ると良いでしょう。でも、さっと書くならTextwell。PagesにURLスキームはありませんが、Workflowを挟めば無問題。

url="workflow://run-workflow?name=Pages&input="+T.stdin.text;
T(url);

Import Textwell ActionPages


Workflow

Workflow: Powerful Automation Made Simple 1.7.3
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (DeskConnect, Inc.)

Open in でPagesを開くワンアクション・レシピ。本当は、Markdownをリッチテキストにするアクションも絡めるつもりだったのですが、今のWorkflowにはバグがあって、リッチテキストがHTML変換になってます。なのでプレーンのままPagesに転送。


使い方

TextwellからPagesアクションを呼び出せば、自動でPagesにテキストが保存される。フォントサイズを弄ったり、写真を入れたりはPagesでやればいい。Pagesはワープロソフトでありながら、iOSとの親和性が高いので、操作にストレスを感じることがありません。


まとめ

Pages 6.1
分類: 仕事効率化,ビジネス
価格: 無料 (Apple)

まだまだ紙での提出を求められることは多い。チラシやポスター作りはワープロの出番です。でもWordとは昔から心が通いあわなくて、思った仕上がりが得られない。Mac版も正式に無料となったことだし、Pagesがもっと普及してほしいと思います。

ワープロは文章を書くためのソフトウェアではない。文章作成はエディタのほうが推敲しやすく「書くこと」に集中できます。でも、エディタは「書くこと」以上の作業は含まれていません。視覚的なアピールを追求すると、それはワープロの独壇場になる。TextwellとPagesの連携、これを知ると他では書けません。得意なことはフレンズによって違うから。


モバイルな読書メモにはTodoistを使うべし&Textwellも使うべし

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昔は惜しげも無く本に直接書き込んでいたが、これだと検索ができない。なるほど、現代は電子書籍の時代である。Kindleのハイライト機能を使えばいいというのはわかる。でも専門書で、しかもすでに廃刊となった類を再読する際はこの方法が使えない。先人の熟考に含まれる、それまで注目されなかった概念を引き出し、現代における新たな意味を吹き込む。そうした作業においては別のツールが必要となる。


Todoist

Todoist: Todoリスト | タスク管理 11.3.4
分類: 仕事効率化,ビジネス
価格: 無料 (Doist)

TodoistはGTDを簡便にするアプリである。Get Things Done というわけだ。世の中の人は、するべきことが多く忙しいらしい。でも、どうしたわけか、僕自身には「タスク」がない。それで、GTDよりは Bullet Journal を参考にした使い方をしている。

Bullet Journal とは紙の手帳を用いた方法で、タスクも日記も閃きも一枚のページに収めてしまうメソッドである。書く場所を振り分けるのではなく、トピックの先頭につける記号によって機能分類する。最初に開くページを固定し、分類は後で構わない。

Todoistも同様の思想で扱っている。それはTodoリストであると同時に、その日あった出来事を綴る日記帳であり、歩きながら浮かんだことを書き留めるネタ帳にもなっている。「One place input」の原則を担っている。何しろ、通知センターから呼び出せるし、Safariの共有シートからも起動できる。記入までのステップ数が少ないのが魅力だ。

このTodoistに、いま取り組んでいる本の題名をプロジェクトとして書いておく。本を読みながら連想したことがあれば、ページ番号を先頭に「236 神に他動詞はない」と記入。時間があるときInboxからプロジェクトに移す。これを繰り返せば、自然と読書メモがプロジェクト直下に溜まっていく。並行して何冊か読む場合は、本の略号をタグ付けると良いだろう。タグ類は、iOSのユーザー辞書に読みを「ー」にして登録すると便利だ。


Textwell

Textwell 1.7.1
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

このブログではTextwellを推奨する。マニアックだと思う。読書メモをTodoistに書き溜めるとして、そのリストを取り出せなければ、そのメモは死に体である。けれどTodoist本体にその機能はない。するとWeb版の内部を解析することになる。

priority=1;
s=T.stdin.currentText;
if(s){
  url="todoist://addtask?priority="+priority+"&content="+s;
  T(url,{option:"cutCurrent"});
}else{
  T.closelets([
  {title: "List ",
  fn: function(){
    url=location.href;
    if(/^https:\/\/m\.todoist\.com/.test(url)){
      text="";
      list=editor.querySelectorAll(".text");
      for(i=0;i<list.length;i++) text+=" "+list[i].innerText;
    }else{
      text="<a href='"+url+"'>"+document.title+"</a>\n";
    }
    T("insert",{text:text})
  }}],function(){location="https://m.todoist.com/app"});
}

Import Textwell ActionTodoist


使い方

基本はカーソル行をTodoistアプリに転送するアクション。ただしカーソル行が空行のときには内蔵ブラウザでm.todoist.comを開く。ログインすればTodoistが表示されるので、対象のプロジェクトを開きブラウザを閉じる。これでリストが取得される。

従来のTodoistアクションは、空白を挟んで日付指定をする方式だったが、今回は取りやめた。Todoistが日本語解析し自動で日付を入れるため、不要になったと判断したからである。それと、プロジェクトIDを読み込む機能も省略した。シンプル志向です。


まとめ

Textwellに取り込んだ読書メモは、少し手を加え、WorkFlowyに転送しておく。Amazonへのリンクを作り、CardyアクションでWorkFlowy に埋め込む。もちろん、読書メモはこれでは終わらない。メモした部分への、自分なりの考察や反論を書き込んでいくことで、その書籍が消化される。自分自身の血や肉となる。「美味しいものを食べてこその人生です」というハカセの言葉は正しい。

思うに「美味しいもの」は最初は辛い。1回目に読んだときは、まず理解できない。自分で理解できることであれば、それは既に知っていることだから、読み進めても「意味」はないだろう。「意味」は個人的である。自分自身に起こる変化が「意味」である。

なので、読書は諦めが肝心である。わからないまま最後まで目を通す。残る言葉と、残らない言葉がある。初めに書いた読書メモは役に立たない。自分の知っていることに近いことしか残らないからだ。二度目に読んで初めて、見てなかったところが見えてくる(中動態?)。素潜りと同じように、海中で目を開けてからが読書である。

TodoistをMemoFlowyに転送するブックマークレット

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Textwellを使わなくても転送できるようにしました。


読書メモの進化

モバイルな読書メモにはTodoistを使うべし&Textwellも使うべし
昔は惜しげも無く本に直接書き込んでいたが、これだと検索ができない。なるほど、現代は電子書籍の時代である。Kindleのハイライト機能を使えばいいというのはわかる。でも専門書で、しかもすでに廃刊となった...

Todoistに読書メモを貯めていき、後からWorkFlowyで整理する方法。Textwell前提になっているからハードル高いかな。それで「お試し版」としてiPhoneのSafari用ブックマークレットとして組んでみました。名前はTodoistMF。下記リンクからご利用ください。

javascript:scheme="memoflowy://create2send?text=";url=location.href;if(/^https:\/\/m\.todoist\.com/.test(url)){s=document.title+"\n";list=editor.querySelectorAll(".text");for(i=0;i<list.length;i++) s+=" "+list[i].innerText;link=scheme+encodeURIComponent(s);}else{link="https://m.todoist.com";}open(link);

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/kbdndxf


使い方

実行するとTodoistのモバイルサイトを開きます。ここで目的のプロジェクトを開き、再びブックマークレットを実行すると、あらふしぎ。今度はMemoFlowyを起動し、Todoistのリストを転送します。以上でおしまい。後はWorkFlowyで整理するだけ。

1つのブックマークレットで2つの働き。TodoistのWebアプリを開くのと、TodoistからMemoFlowyに転送するのと。もちろん読書メモ以外の転送でも構いませんよ。プロジェクト単位の削除もできるので、一時的なワークメモリとしてTodoistは最適です。


まとめ

MemoFlowy 1.8.1
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (Michinari YAMAMOTO)

スクリプトの先頭にある変数schemeで別アプリを起動することもできます。inboxtopicを付け加え、読書メモ専用トピックを決めておくのもいいし。

Todoistの柔軟性は好きだなあ。他のTodoアプリは機能が多くて全体のシステムが見渡しにくいですが、Todoistはシンプルさを維持している。なので「ネタ帳として使いたい」という右斜め上の要望にも応えてくれます。メーカー側にそんなつもりがなくても。

Textwellもそうだけど、作った人の想定しない使い方がアプリに内蔵されている。それを掘り出すのは楽しい。これぞジャズって感じがする。

iPhoneの純正メモに秘められた力をWorkflowで解放する:その1

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たぶん、iPhoneに覚え書きをするとき、純正メモを使っている人は多いと思います。テクストを書くのに別のアプリを買うことはないだろう。そういう気持ちはよくわかる。字を書くだけのことに難しいアプリを覚えなきゃいけないのも変な話です。

ただ、純正メモはそれだけでは終わらない。アップル社がWorkflowを無料化したことで、今までにない世界が開かれました。今回はそのお話です。


Workflow

Workflow: Powerful Automation Made Simple 1.7.3
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (DeskConnect, Inc.)

Workflowは「アプリの機能拡張」です。Safariをブックマークレットで拡張したり、Textwellをアクションで強化したりするのと同じ。つまり、Drafts並みのパワーがメモ+Workflowには宿っているのです。これに気づいたとき、ちょっと思考が止まりました。

アップルがWorkflowを買収したことは、今ある「共有」の中に自分だけのオリジナル機能を追加できるということ。その方向に進化すると、何が起こるかわからない。Workflowレシピ自体が1つの文化圏に変わる可能性を感じます。


リマインダー連携

初回はリマインダー。純正のTodoアプリです。買い物リストを作ったり、歯医者の予約を覚えておく。期日指定しておけば、その日に通知センターでお知らせしてくれます。でも、書き込むのが面倒なんだよなあ。一個ずつ、登録しなくちゃいけないから。

そこでWorkflowレシピ。純正メモにリストを箇条書きし、一括してリマインダーに転送します。買い物リストをメモに書き、このレシピで登録。買い終わったものからチェックを入れていけば、お店で買い忘れが起こらない。下記リンクからインストールできます。


使い方

純正メモの共有ボタンから「Run Workflow」を実行します。Workflowのレシピ一覧が出るので、そこから Reminder のレシピを選択すれば全部OK。リマインダーを開くと、純正メモと同じリストが書き込まれています。ほら、とっても簡単。


応用例

Workflowレシピは「共有」であれば、どこからでも呼び出せます。たとえばSafariでネットサーフィン中に「気になる専門用語や概念」を見掛けたら、それを選択状態にし、メニューから「共有」を選ぶ。するとReminderレシピでリマインダーに転送できます。

今は「Run Workflow」を経由するけれど、iOSにWorkflowが組み込まれたら、アクティビティをカスタマイズできるわけです。共有シートにWorkflowのレシピが並び、選択して実行する。手数が減るし、連携ももっと自然な感じに収まるでしょう。楽しみ。


まとめ

メモもリマインダーも純正でありながら、連携が考えられていなかった。どちらも良いアプリなのにバラバラに存在していました。Workflowはそうしたアプリの仲を取り持ち、2つを繋ぐ役割をします。相性が良くても、出会いがなければ発展しません。

しかも、あとで転送できるから、まずは「メモ」を立ち上げればいい。そのリストをどこに送るかは書き終わってからで構わない。Textwellが一足先に実現していた「Singleton(一枚だけの手札)」を純正メモでも実現できるようになりました。

ワクワクしませんか。そんなわけで、このシリーズ、続きます。

iPhoneの純正メモに秘められた力をWorkflowで解放する:その2

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今回はテクスト転送。「いつものTextwell」ですが、他にも応用が効くから素晴らしい。光の速さで一足お先。執筆環境がバージョンアップします。


Textwell

Textwell 1.7.1
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

イチオシのテクスト・エディタ。多芸多才な筆記具ですが、文章を自前で保存することができません。保管方法を故意に欠如させている。実はこの「欠如」がTextwellの魅力です。穴があることで、他との連動が無限に広がる仕組みになっています。哲学的。

そして、純正メモほど無敵なテクスト保管庫はないと気づきました。まず、パソコンとの同期が簡単になります。何も意識しなくて良い。サポートのなくなる心配もありません。サポートが打ち切られると、それまでの資産が無に帰します。「本当に大丈夫か」と訊かれると気持ちが揺らぐけど。純正アプリだし、日本の銀行よりは長持ちしそうじゃないですか。


Textwellから純正メモへ

Workflow: Powerful Automation Made Simple 1.7.3
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (DeskConnect, Inc.)

Textwellには下記アクションをインポート。

url="workflow://run-workflow?x-success=textwell:&name=Memo&input="+T.stdin.text;
T(url);

Import Textwell ActionMemo


Workflowには下記レシピをインストールします。

以上で、おしまい。


使い方

TextwellでMemoアクションを立ち上げるとWorkflowが起動し、純正メモの保存先を尋ねてきます。新規にノートを作ることも可能だし、既存のノートに追記することもできます。選択できる。しかも保存が終了すると、自動でTextwellに戻ってきます。

Workflowは「Create Note」だけのシンプルさ。なので、他のエディタからでも、このWorkflowレシピを呼び出せます。アクションが使えるエディタならアクションで、そうでないなら共有シートから純正メモに転送できます。シンプルさ故に制限がありません。


応用編

じゃあ、純正メモから純正メモを呼び出すとどうなるの? ー いい質問ですね。気になりますよね。実は「マージ」になります。保存先を他のノートにすることで追記できます。段落ごとに書いて、後で一本の論文に束ねる。まるでScrivenerみたい。


純正メモからTextwellへ

今度は反対方向。下記レシピをインストールします。

純正メモからTextwellに転送します。Insert方式にしました。純正メモに資料を貯めておき、そこから引用する感じでしょうか。レシピ内のURLスキームを書き換えればreplaceもaddもアリです。別のレシピにしてもいいし、使いやすい方法でお使いください。

レシピの中身を見ればわかるように、URLスキームしか書いてありません。テクストをエンコードしアプリ起動。なので、Textwellでなくて構わない。どんなエディタにも送信できます。純正メモが母艦となり、どの方向にもテクストを発進できます。


まとめ

テクスト・ハブ。そんな言葉が思い浮かびました。飛行場のイメージでしょうか。いろんなところからテクストが集まってきて、別の方向に飛び立っていく。そのための中継地点を純正メモが担います。管制塔の役割をしている。アプリ世界のグローバル化。

テクストの流れに注目すると、まるで有機体のように息づき始めます。今回はTextwellを挙げましたが、他のアプリも巻き込まないと面白くないですよ。レシピは単純なので、書き換えてオリジナル環境を構築する。その叩き台としてお使いください。

iPhoneの純正メモに秘められた力をWorkflowで解放する:その3

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ゴールデンウィークはどこかにお出かけですか。あるいは、すでに旅行したりコンサートに行ったりしましたか。そうしたイベントの予定を立て、日記に残す。専用の日記アプリもいいけど、iPhoneには「カレンダー」があります。これを活用しましょう。

今回のテーマは「純正メモからカレンダー」。たとえば、今日出かけたところの感想をメモに書き、それをカレンダーに貼り付ける。カレンダーが「日記」になります。いつどこに行ったか残しておくと、いつでも「その場所」に飛んでいくことができます。


Workflowレシピ

Workflow: Powerful Automation Made Simple 1.7.3
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (DeskConnect, Inc.)

Workflowはカレンダー機能を装備しています。検索や詳細の抜き出し、削除にも対応している。カレンダーをデータベース化する仕組みが用意されています。でも、書き込みだけなら複雑な作業は要りません。ワン・アクションでイベントを追加できます。


使い方

純正メモの一行目がイベント名に、全文がカレンダーのメモ欄に転送されます。つまり、気の向くまま、思ったことや感じたことを純正メモに書き綴り、共有ボタンからWorkflowレシピを実行。これでカレンダーに書き込めます。メモ自体はゴミ箱で消して構いません。


カレンダーの表示

カレンダーを開くと、メモの内容が書き込まれています。日付は、書き込んだ時刻が反映する仕組み。日記ならこれで良いけど、予定の場合は困るかな。iPadだと時間帯をドラッグして変更できるのですが、iPhoneは手作業での変更になります。


応用例

Safariからこのレシピを呼び出すと「ブックマーク」になります。サイト名がイベント名に、URLアドレスがメモ欄に書き込まれる。このURLアドレスをタップするとSafariで開きます。AppStoreやiTunesStoreのアプリにも使え、応用範囲は広い。

ブックマークをカレンダーに置くと、いつごろ何に関心があったかクリップできる。パソコンとも同期するので、ブックマークを共有する技にもなります。


まとめ

予定を立てるのはリマインダー、記録を残すのはカレンダー。そう考えると、自分の過ごしてきた時間を記憶するツールとして、カレンダーは侮れません。現代は忙しすぎて、日々を振り返る時間が取れない。気がつくと、袋小路から抜け出せなくなっている。

いつも後悔することの多い人は「後悔する才能」に恵まれている人です。その「後悔」を「日記」に変換してみましょう。渦中では気づかなかったことも、時間をおけば距離も取れ、落ちついて判断できるようになります。そのための練習が「日記」にある。

もし「後悔する才能」のない人だったら? それは確実に周囲へ迷惑を掛けてますから、周りの人に感謝してください。休み明け、お土産を持っていくのがベストです。

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