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DeskFlowy/HandyFlowyをプログラミング環境として活用する Scripter

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スクリプター:撮影現場で場面の一貫性を保つために状況を記録する係。


Scripter

HandyFlowy/DeskFlowyで機能拡張スクリプトを管理する ScriptMaker
プリプリは尊い。HandyFlowy用のScriptMakerが走らないので、DeskFlowyでも使える汎用に書き換えてみました。下記リンクはHandyFlowy用ですが、展開したリンクをDeskF...

ScriptMakerをいじっていたら疑問が浮かんできました。スクリプトをノートに書く必要はあるのか、と。直接トピックにスクリプトを書き、そのまま登録するほうが手軽そう。

もちろん、そういう使い方をWorkFlowyは想定していません。想定していないからこそ、そこを攻め崩したい。それって「ジャズ」だよなあ。元曲が秘める潜在能力を引きずり出す。そのためのスクリプトを作ってみました。

登録リンクはこちら → http://tinyurl.com/yanh6qfe


スクリプトの書き方

見出しにスクリプト名、下位トピックにスクリプト本体を並べる。そういう方法です。

アウトライナーはプログラミングと相性がいい。モジュールがブロック化されて管理しやすくなります。実行順の入れ替えをする。ブロックごとコピーする。不要になったサブルーチンを非表示にする。どの体験も面白い。今までにない感覚がここにはある。


スクリプトの登録

Scripterを実行すると、トピック全体をスクリプトとして機能拡張パネルに登録します。階層構造はインデントとして読み込まれます。あとで保守しやすい。閉じ括弧の扱いが不自然だけど、ブロック化の観点から下位トピックに置いて使っています。悪くなさそう。


応用例 Bear

Bearに階層構造ごと転送するスクリプトを組んでみました。Bearという名のトピックを作り、その下位トピックに下記スクリプトを貼り付けてください。

  var d=0;
  var p=selectOnActivePage(".selected").getProject();
  var s=child(p);
  url="bear://x-callback-url/create?text="+encodeURIComponent(s);
  open(url);

  function child(x){
    d++;
    var a=x.getName().text()+"\n";
    var c=x.getVisibleChildren();
    for(var i=0;i<c.length;i++){
      for(var j=0;j<d;j++) a+="  ";
      a+=child(c.eq(i));
      }
    d--;
    return a;
    }

Scripterを実行すると機能拡張パネルに追加されます。DeskFlowyは出力が揃っていないので、Bearに転送してから加工する。これはこれで便利じゃないでしょうか。

このスクリプトは他のスクリプトを作るテンプレートになります。トピックを取得する child(p)。URLスキームを実行する open(url) 。どちらもお役に立ちますよ。


まとめ

WorkFlowyでのプログラミングは楽しいです。書きやすい。動かしやすい。試しやすい。実行時にエラーの行番号が出るわけじゃないから、開発環境とは呼べないですが、そこあたりは根性でカバーするしかないところ。Javascriptのルーズな感じが使いやすい。


文字置換ができないWorkFlowyをテクストエディタとは呼べない

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じゃあ、置換機能を付けましょう。ただしDeskFlowy/HandyFlowy限定で。


Replace

HandyFlowyの一括置換スクリプトを正規表現対応にしてみた RepAll
一番苦労は入力欄。ReplaceFlowyの登場は画期的でした。表示中のテキストを一括置換。文章エディタとしてWorkFlowyが生きてきます。新しいスクリプトでシステムが進化する。ただ個人的には、検...

もともとHandyFlowy用にRepAllという一括置換スクリプトを作っていましたが、いつの間にかiPhoneで走らなくなっていました。固まったり、時間が掛かったり、何もしなかったり。少し触ったけれど改善せず、放置していました。

でもDeskFlowyに使ったら、これが問題なく走る。こういうのは困ります。出来ないなら出来ないほうが踏ん切りつくのに。考え直さないといけなくなる。

仕方ないので、Scripterで試行錯誤してみました。デザインから何から大きく変わり、変換速度も向上。これで長持ちするだろうか。

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/y9lcvm88


使い方

Replaceを起動するとダイアログボックスが出ます。検索語と置換語を入力し、OKをタップする。すると表示中のトピックから検索語を見つけ出し置換語に置き換えます。まあ、そういう期待通りの機能拡張。置換語でreturnするとキーボードが閉じます。

検索語は正規表現に対応しています。込み入った言語表現でも的確に抜き出せるからです。正規表現はエディタの必要条件ではないでしょうか。


注意点

iPhone/iPadの場合、キーボードが出た状態でOKをタップしても反応しません。キーボードを閉じてから押してください。たぶん、キーボードがある場合の画面タッチは「キーボードを閉じる」が優先するんじゃないかと思われます。

変換後、最後に置換が行われたトピックでカーソルが終了します。その行を見れば、変換が意図通りに行われたか確認することができます。そのつもりで作ったわけじゃないけれど、なかなか良い副産物。


まとめ

Notyスタイルでコラムを書いていると、文字置換が欲しくなる場面が多く、今回じっくり見直せたのは幸いでした。書く行為は新しい言葉を生み出す過程でもあります。現実を眺めるための切り口に「名前」を付ける。初めはピッタリ来ない「名前」であっても、その言葉のおかげで死角に目が届くようになる。かろうじて届くところを、新しく名付け直しながら、切り口の精度を上げていく。

すると必ず、最初に付けた「名前」が本質を表していないように思えてきます。この違和感との戦いの中で別の命名候補たちが正統性を言挙げし、群雄割拠し、戦国時代に突入すると「一括置換」が必要になりますよね。「書く」とはかくなるもの。

そこでReplaceが活躍します。

WorkFlowy用一括置換機能(Replace)のデザインをシンプルにしてみた

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Replace A with B.


Replace

文字置換ができないWorkFlowyをテクストエディタとは呼べない
じゃあ、置換機能を付けましょう。ただしDeskFlowy/HandyFlowy限定で。もともとHandyFlowy用にRepAllという一括置換スクリプトを作っていましたが、いつの間にかiPhoneで...

思ったより使う場面があるので、デザインを刈り込んでみました。キャンセルやOKを無くした。DeskFlowyで使っていると、ボタンを押すためにマウスを動かすのが不自然に思えます。全部キーボードで済ませてしまえば良いじゃないか。そういうデザインです。

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/y8dkojwr


使い方

HandyFlowy/DeskFlowy兼用。Replaceを実行すると入力ボックスがポップアップします。fromのほうに検索語、withのほうに置換語を入れてください。前回間違えていたんですが、replace って動詞は from A to B じゃなくて、A with B だったんですね。考えてみたら主語の移動ではないから from to はおかしいよなあ。おかしいけど、入力欄が空っぽなのも不親切なので from with が入ってます。そこに単語を書いてください。

検索語には正規表現が使えます。もし検索語が空白であると「キャンセル」と見なします。置き換えようがないから。そして置換語を確定してreturnすると一括置換を開始します。つまり、改行が入力の終了を意味することにしました。キーボードだけで操作できる。


ブックマークレット

ブラウザでも使えるように、ブックマークレットにもしてみました。

javascript:wide=320;listleft=(window.innerWidth-wide)/2;e=document.createElement("div");e.style.cssText="color:black;background:white;font-family:Hiragino Sans;font-size:medium;font-weight:bold;position:fixed;text-align:center;height:150px;top:30%;left:"+listleft+"px;width:"+wide+"px;z-index:99;box-shadow:5px 5px 5px 5px rgba(0,0,0,0.2);";html="<div style=padding:10px; onclick=Go(0)>Replace</div><input style=font-size:medium;margin-top:4px;width:260px;height:30px; type=text id='line1' placeholder='from' onkeydown=KeyOn()><input style=font-size:medium;margin-top:10px;width:260px;height:30px; type=text id='line2' placeholder='with' onkeydown=KeyOn()>";e.innerHTML=html;document.body.appendChild(e);line1.focus();function KeyOn(){if(event.keyCode==13){(document.activeElement.id=="line2")? Go(1):line2.focus();}}function Go(x){if(x && line1.value){old=new RegExp(line1.value,"mg");word=line2.value;p=pageContainer.getElementsByClassName("content");for(i=0;i<p.length;i++){s=p[i];t=s.innerText;if(old.test(t)){s.innerText=t.replace(old,word);s.contentEditable=true;s.focus();}}}document.body.removeChild(e);}

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/ycy4t4l8


まとめ

HandyFlowy 1.5
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (Michinari YAMAMOTO)

WorkFlowyにおいて、表示中のトピックの文字列を置換するスクリプト。タイトルの「Replace」をタップしてもキャンセルになります。うっかり出したときに消しやすい。

本当はダイアログボックスの左肩に□でも置いてクローズボックスにするつもりだったんですが、タップしにくかったので現在の方式になりました。デザインって難しい。

アウトライナーでブログを書くならTextwell+Dynalistが使いやすい

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トピック無制限は思考の武器である。


Dynalist(招待リンク)

Home - Dynalist
Unlike in other note-taking apps, in Dynalist the smallest units are bullet lists, rather than notes...

WorkFlowyの対抗馬 Dynalist。起動は速いし、画像も嵌め込める。メニューにアイコンが多用され、英語圏の人間でなくても取っつきやすい。好感が持てます。

でもポイントはそこではありません。アウトライナーを始める場合は「無制限」が不可欠。WorkFlowyにはトピック数制限があるため無意識裡に発想がショボくなります。初心の人にアウトライナーの魅力が伝わらない。「無制限」に触れてこそ本質が自知されます。


ただし問題あり

Textwell 1.7.2
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

Textwellの内蔵ブラウザだと、Google認証が途中で止まります。ブラウザ画面が1つしかないから仕方ないですね。Googleアカウントの画面からDynalistに戻りません。仕方ないので、メールアドレスで登録します。この方法ならDynalistを開くことができます。

Import Textwell ActionDynalist


使い方

起動の際、Textwellの本文はクリップボードに格納されます。空行ごとにブロック化するカード形式を採用しています。貼り付けると、見出しと下位トピックのグループが形成される。従来「モジュール式」と呼んでいた形式で、エディタに情報カードを書くとき手軽です。

内蔵ブラウザを閉じると、表示中のトピックをTextwellに読み込みます。ただしインデント無しになります。ベタの読み込み。読み込むときもブロック化したかったけど、今後の課題ということで。見出しにMarkdownを付けているので、そこに空行を挟み対処しています。

Import Textwell ActionLineDown


まとめ

Dynalistが出た当初はiPhoneでは不安定だったのですが、今は改善しています。さすがに執筆環境をWorkFlowyに作っちゃっているから個人的にはメインに出来ません。でもトピック数に制限がないのでアウトライナー入門に最適ではないでしょうか。


ところが

TextWellで書いてDynalistに保存するやつ - ウラガミ
引き続きDynalistまわりの環境を整え中。iPhoneだとDynalistで文章書きにくかったので、TextWellと組み合わせるためのアクションを作ったよ〜Import Textwell Act...

検索してみたら、すでにアクションがあった。akio氏が作ってられました。読み込みの段差も考慮してるし流石。カード形式が採用されていて嬉しい。

CardyがDynalistに上陸しました。情報カード型エディタDynaCardです

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近づくほどに静寂来たれり鈍色の空。


DynaCard

Textwell 1.7.2
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

まずはTextwellアクションです。起動するとDynalistにWorkFlowyのCardyスタイルを適用します。パソコン用Stylishにはすでにaki氏によるCardyが発表されているのですが、モバイル版に適用するとズレてしまうので、一から組み直しました。Dynalistの内部構造は把握しきれてないので、変な表示になるときもあるかもしれません。そこはご勘弁を。

Import Textwell ActionDynaCard


デザイン

Cardyは情報カードをイメージしています。見出しトピックと下位トピックが一枚のカードに収まるデザインです。フォントサイズはシステムの設定ではなく、アクション内の変数sizeが優先します。iPhoneとiPadで同じサイズになるのが少し不都合だからです。また変数wallpaperに画像のURLアドレスを書き込むと、それが壁紙になります。

タグについては、 @l1, @l2, @l3, @l4 が色付き付箋に変化します。 @l1000 というように、0 をつけることで付箋の長さを変えることもできます。編集行の背景色も変えました。現在のカーソル位置を見つけやすい。スライドカーソルも採用しているので、画面をスワイプするとカーソルが移動します。これがないと「エディタ」って感じがしない。

Dynalistの標準CSS → https://dynalist.io/assets/css/theme_default.css


貼り付け

起動時のメニューは「Card/Memo」の二択です。クリップボードを貼り付けるときカード形式か、MemoFlowy形式かの違いがあります。通常はCardを用い、追加事項のときはMemoを使うのが良いでしょう。

このメニューをキャンセルすると、クリップボードには何も入らない代わりに、通常のリスト表示になります。そこは使い分けで。


読み込み

終了時の「Replace」は表示中のトピックをTextwellに取り込みます。段差は反映しません。その代わり「#」始まりのトピックを見出しと見なし、その直前に空行を入れます。個人的にはこの方法が一番使いやすい。

Textwell上ではMarkdownで書き、Dynalistではそれとは別の階層構造を扱う感じになります。なのでTextwellに戻したとき、見出しが見出しでないと困るからです。


ログインの注意

TextwellではDynalistのGoogle認証が途中で止まります。対処法はメールアドレスでのログインに切り替えること。詳しくは以前の記事をご参照ください。


まとめ

CardyとDynalistの相性はWorkFlowyよりも良く、背景の壁紙がころころと動かない。Markdownの強調が有効になる。トピックの削除がわかりやすい等の利点があります。

それにしても、箇条書きだと「手順」を書いている気持ちになるのが、カード形式には「平面」を感じるのが面白いです。パラレルワールドを扱っている感じになる。カードごとに世界線がある多次元っぽさが出てきます。発想を広げるときにはこの形式が向いています。

論文のように「理を詰めていく」とはちょっと違うので、そのときはまた、別のデザインが必要になるのでしょうね。

Dynalistに見つけたモバイル版の使える小技

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WorkFlowyにも取り入れてほしい。


インデント

キーボードの左肩の山カッコが階層を左右にずらすインデントになっている。


空白タップ

最後行より下にある空白をタップすると最終行の編集モードになる。改行で同列のトピック、さらに改行で上位のトピックの作成に変わる。まだ大見出しだけで下位トピックがない場合は下位トピックの新規作成になる。


日付タグ

「!」の後にスペースを打つとカレンダーが現れ、埋め込むと「In 3 Days」のような相対表記になる。編集時は !(2017-9-18) といった記法を使っている。この日付タグは、検索で「within:3d」とすれば絞り込める。


閲覧モード

右上のアイコンを「本」から「鉛筆」に変えると、複数トピックを選択し「共有...」が使える。ただし段差はなくなる。たぶん意図的な仕様ではない。


PDF変換

Safariで「プリント」を選び、印刷プレビューをピンチインするとPDF化する。これはどのサイトもそうだけど、Dynalistはメニュー類を消す仕様を組み込んでいる。そのため他のアプリに転送すると美しいリストになる。


まとめ

アウトライナーでブログを書くならTextwell+Dynalistが使いやすい
トピック無限は思考の武器である。WorkFlowyの対抗馬 Dynalist。起動は速いし、画像もMarkdownで嵌め込める。メニューにアイコンが多用され、英語圏の人間でなくても取っつきやすい。好感...

触っていて気づいた小技集。モバイル版にありがちな弱点を押さえている。とくにインデントは便利。トピックの途中で改行し、そのままインデントを上げると、それ以降のトピックも追随し別ブロックになる。よく考えてある。

ありそうでないのが複数トピックの移動。それとトピックの二重化。どちらもデスクトップ版で多用するんだけど。もちろん、リロードボタン長押しで「デスクトップ用サイトを表示」としても良いけど、それは使いにくい。

iOS11でGoogle日本語入力が使えるようになりました

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新しい時代が始まったかも。


iOS11

まずはiOS11をダウンロード。パッと見、何も変わっていません。動作も軽くなっているし、iPad内の空き容量も倍ほどに増えました。32ビットアプリを切り捨てることで、システム的に最適化されたのでしょう。アップデートして満足。

一番の変更点はDockの新設で、このDockを引き上げることでコントロールセンターに切り替わります。コントロールセンターは設定アプリでカスタマイズでき、「画面収録」という動画キャプチャーが用意されています。これでYouTubeの録画でもするのでしょうか。


Googleキーボード

Gboard 1.11.0
分類: ユーティリティ
価格:無料 (Google, Inc.)

そしてキラーアプリが登場しました。Gboardです。前からあったGoogle純正の検索キーボードですが、今回のアップデートでGoogle日本語キーボード(Mozc)が実装されました。Googleサジェスチョンの機能が組み込まれている。正確に予測変換していきます。


設定のしかた

すぐには使えません。まず日本語辞書のダウンロードです。Gboardアプリの「言語」のところに言語の追加画面があります。日本語をインストール。インストールが完了するとフリックかQWERTYかの指定ができます。着せ替えもできるので黒色にしてみました。

iOSのユーザ辞書を引き継ぐタイプです。Gboardは括弧類の呼び出しが面倒なので、ユーザ辞書に「ー」の読みで登録しておきます。


見た目

少し狭い。変換候補の領域があるのでキーボードが小さくなります。ただ、アップル純正キーボードよりもコンパクトで、Textwellの文字領域が広くなります。トレードオフですね。

漢字変換は流石のレベルで、違和感のある変換は第一候補に来ません。打ち込んでスペースを押し、また打ち込んでスペースを押す。すると文章が作られていきます。問題なし。

Google検索を使ってURLアドレスを取り込める機能は、もしかしたら今後多用する可能性もありそうに思いました。とくにYouTubeリンクの貼り付けが手軽で面白い。

カーソル移動は無いけれど、iPadだと画面を二本指でスワイプするとスライドカーソルになります。それで十分という判断でしょうか。


まとめ

最初、辞書のダウンロードに気づかず、平仮名しか出なくて焦りました。再インストールの際に見つけ、ダウンロードを待てば、あとは普通に日本語キーボードとして使えます。

個人的には句読点変換にしてほしかった。iOS純正もライブ変換じゃないんですよね。Macと合わせてくるのを期待していたのに。まあ、仕方ないです。

物書きは筆記具が命。キーボードは人間とデバイスを取り持つ重要な要です。その選択肢が増えることは素晴らしい。しかも最初のバージョンからすでに合格レベルにあります。

iPhoneで極力ホームボタンを押さずに済ます方法、あります

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物理的なボタンは確実に劣化するので多用したくありません。使う場面を減らしたい。思うにホームボタンを押す場面は2つです。ホーム画面に戻るときとマルチタスクを起動するとき。この2つは1つの解決法で解消するんじゃないか。それが以下の方法です。


裏技AssistiveTouch


  1. 設定アプリを起動します。
  2. アクセシビリティからAssistiveTouchの項目を開きます。
  3. 「最上位メニューをカスタマイズ」を開きます。
  4. 表示項目を1つだけにします。
  5. 項目を「マルチタスク」に設定します。

こう設定すると、どんなことが起こるのでしょうか。


マルチタスク

普通は「AssistiveTouchを開きメニューから選んで」と手数が多いのですが、設定項目が1つだと瞬時にマルチタスク。ホームボタンを二度押しするより速い。すぐAppSwitcherになります。慣れるとホームボタンさえ手間に思える。

AssistiveTouchは画面上に常駐するので、ドラッグして(パズドラとかで影響の出ない)右上に置きます。明度も15%で。普段はあることも忘れるくらい。


ホーム画面

じゃあ、ホーム画面に戻るのはどうするのか。AssistiveTouchに「ホーム画面」を追加する、ではありません。設定はそのまま。マルチタスクの余白をタップするとホーム画面に戻るからです。下余白をタップするのがミスなく分かりやすい。


キャンセル

アイコン長押しでアイコンの移動モードになりますが、そのキャンセルもホームボタン。でも通知センターを下ろすことでもキャンセルできます。この方法も意外と万能。


まとめ

TextwellとiOS11は相性が悪いようです。内蔵ブラウザでT.request()を使うと落ちます。今まで動いたはずのアクションがハングする。自作のReViewやAppSearchが動かなくて困っています。きっと仕様が変わったのでしょう。アップデート待ちです。

もしiPhoneが暗転して動作しなくなった場合は再起動で対処することになります。電源スイッチとホームボタンの同時押しを10秒以上続ける。するとリブートします。こういうときは物理ボタンが必須になりますね。代替手段はなさそうです。

でも、iPhoneXはホームボタンがないのに、ここあたりどう操作するんだろう?


追記

AssistiveTouchを「ホーム」だけにすると、ダブルタップがマルチタスクにもなるんだ。さっき設定して気づいた。こちらのほうが用途が広い。

ただ、しばらく使うと、うっかりAssistiveTouchに触ったときの脱力感が激しい。ホーム画面に戻されてしまう。マルチタスクならアプリを選び直すだけなのに、ホーム画面だとアプリの場所を探さないといけない。そうなると、やはりマルチタスク設定か。

これは宗教論争を呼びかねないレベルの難問。


おまけ

神山監督の『ひるね姫』を見ました。現実と夢とを繋ぎながら丁寧な物語を紡いでいる。ほっこりしました。いろんな映画のパロディにもなっているけど、そこはご愛嬌で。

で、ですね。エンディングに流れるのが「Daydream Believer」。50年前のモンキーズの曲です。でもモンキーズは脳天気な青春ソングですが、そこに忌野清志郎の歌詞が付くとジーンと来る。「and」を「そんで」と訳すセンスの良さ。映画もその歌詞をなぞるように作られていて、主人公が父親のほうだと気づくともう一度見返したくなります。



Draftsの旧バージョンが無料になりました

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iOS11でもまだ走る。


Drafts Legacy Version

Drafts 3 (Legacy Version) 3.6.9
分類: 仕事効率化, ソーシャルネットワーキング
価格:無料 (Agile Tortoise)

Drafts 3 for iPad (Legacy Version) 3.6.9
分類: 仕事効率化, ソーシャルネットワーキング
価格:無料 (Agile Tortoise)

今後サポートはしない代わりに無料で提供のようです。書いたテクストをEvernoteに送ったりDropboxに保存したりができる。スクリプト次第で機能を拡張していける。三大進化型エディタの一角を成すDrafts。

旧バージョンとは言え、まだ動きます。デザイン的にもシンプルで、しっくりきます。iPhoneやiPadのエディタ探しは、まずこれを体験してから。そんな入門用に最適。


妄想も入るけど

Drafts: Quick Capture 4.8.0
分類: 仕事効率化, ソーシャルネットワーキング
価格:¥600 (Agile Tortoise)

とは言え、今のDraftsも発表からすでに3年経つ。ということは、そろそろ新バージョンを用意しているということでしょう。iOS11になって、いろいろファイル周りが変化しました。単体でテクストを保管する必要はないかもしれない。純正のファイル・アプリと連携することが望ましい。ドラッグ&ドロップで他のアプリとテクストを交換できるのだから、そこをデザインとしてどう表現してくるか。注目です。


純正ファイル・アプリ

Textwell 1.7.2
分類: 仕事効率化, ユーティリティ
価格:¥360 (Sociomedia, Inc.)

「ファイル」のURLスキームは下記の通り。アクションも作ってみました。

shareddocuments://

Import Textwell ActionFiles


まとめ

定番アプリの大幅なバージョンアップが始まりそうです。11月までにScrivener3が出ることが決まっているので、それに合わせてiOS版も変えて来るだろうし、GoodReaderもiOSのファイルシステムを取り込んだ新バージョンを出すでしょう。

個人的にはiOS11の「ファイル」は中途半端に思えるんですけどね。Dropboxへのアクセスが同じインターフェースで出来るようになったのは面白いですが、物足りない。アプリとして独立する意味はあるのだろうか。どのアプリからでもアクセスできないと生きてこないのに、純正のメモからさえ直接読み込む仕組みを持っていない。これはどうするだろう?

iOS11でTextwellからDropboxにアクセスする方法が変わりました

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iOS11に「ファイル」がつきました。ローカルにファイルを保存できます。それも他のアプリと共有できるエリアに。さらにDropboxやBox、GoogleDriveも統合されました。

もちろん「保存」がないのがTextwellのコンセプトです。「保存」は磁気テープにデータを残した昔の「コンピュータ」のイメージです。TextwellはWebブラウザのメタファーで扱う。「履歴」としてテクストをコーピングし、スナップとしてブックマークします。

ただそれはあくまでも理念であって、他のアプリとデータ交換するとき、まだ「ファイル」のメタファーは必要になります。Textwellはその部分を、蓄積型のEvernoteやDropboxと連携することで省略することができた。

ところがiOS11では、そこが表面に出てきた。「ファイル」というアプリが用意されました。ローカルにファイルを保存できる。他のアプリに依存する必要がなくなった。これを活用する方法を考えてみましょう。


File

Textwell 1.7.2
分類: 仕事効率化, ユーティリティ
価格:¥360 (Sociomedia, Inc.)

従来iCloudにアクセスするために用意されたアクションがありました。これがiOS11から意味が変わった。Dropboxも統合されています。以前ならアクセスできなかった他のアプリのフォルダも読み書きできます。

Import Textwell ActionFile


使い方

パソコンのメニューバーをモチーフにしています。基本はOpenとSaveです。これが「ファイル」へのアクセスになっている。Openでファイルを読み込み、Saveで書き込む。

Saveは、Textwellがクリアの状態だと純正ファイル・アプリを起動します。移動や削除のファイル管理に使います。まだ機能的には不足感が否めませんが、ZIPの解凍ができるからGoodReader的な立ち位置を目指しているらしい。


まとめ

初めてのTextwellでもわかりやすいパソコン風アクションバー
要望があります。キーボードの上にあるアクションバー。右にスライドすると歯車ボタンが出てきます。これを使うと表示したいアクションを固定しておける。iPhoneの場合、スワイプでアクションリストは呼び出せ...

ローカルへの保存よりもDropboxへの保存が便利ですね。どのフォルダのファイルでも読み込める。それがOSレベルでサポートされているのは心強いです。上書き保存が出来なくなってますけど、この方向で安定してくればTextwellに死角は残されていない。全方面への入り口として、ここに書けば後は何とでもなる。その安心感が半端ない。


おまけ

「行頭が * のとき、その一つ前に空行を入れるアクション」というお題があったので、下記のようなスクリプトでどうでしょうか。

s=T.text.replace( /\n+\*/g , "\n\n*" );
T( "replace" , {text:s} );

replace()で置き換え。改行(\n)が一つ以上続いた後(+)に「*」が来る(\*)。その場合は改行を二回(\n\n)した後に「*」を置くべし。そういう正規表現を使うとうまく行きそうです。

Import Textwell ActionLineDown

iOS11でTextwellのスクリプトを組むときは引用符に気をつけよう

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しばらく気づかず、ハマってました。


ダブルクォーテーション

Javascriptを組むとき、文字列をダブルクォーテーションで囲みます。「"」ですね。"Hello!" みたいにする。ところがiOS11になってエラーを起こすようになりました。

てっきりiOSとTextwellの間で何かバッティングしているのかと思っていたのですが、さにあらず。もっと単純な理由だったのです。


スマート句読点

"Hello!" をよく見ると、 “Hello!” になっている。引用符がヒゲ付きなのです。確かにカッコいいけれど、スクリプト上では全然違う記号になってしまいます。何が起こっているのか。

実は、設定アプリの「一般>キーボード」にある「スマート句読点」が元凶でした。引用の初めと終わりで別タイプの引用符を付けてくれるサービス。「句読点」ではなく「スマート引用符」です。欧米語なら会話部分が判別しやすい利点がありますが、日本語には関係ありません。この設定をオフにしておきましょう。プログラミングと相性が悪い。


お月見

NEARNESS OF YOU

今日は中秋の名月。お天気も良く、晴れ渡っています。そこでジャズの名曲を一つ。Nearness of You。「こんなにドキドキするのは、お月さまのせいなんかじゃない。そうじゃないの。あなたのそばにいるからなのよ」。いえいえ、それもあるけど、お月さまも大事。澄んだ夜空を白く照らす十三夜の月。その魔力と、アンコがたっぷりのお月見だんごが一緒になって、さらに素敵に夜を秋へと導いてくれます。


演奏はチェット・アトキンスから「達人」の名称を与えられたジョン・ノウルズ。日本のアマゾンにCDはないけど、アメリカでは有名なギタリストです。

驚いたことに、Googleで検索すると、ミュージシャン専用のページが表示されます。アルバムや曲の紹介リストが出てくる。今はこうなってきてるんですね。YouTubeでの演奏がデータベース化されて、それを視聴できます。音楽の聴き方が変わってきている。

いったい、音楽の世界はどうなっていくのだろう?

TextwellにGyazoの画像が貼り付かなくなったので修正しました

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スクショはGyazo。


Gyazo

Gyazoカメラ - 写真をURLで即シェア! 3.3.0
分類: 仕事効率化, 写真/ビデオ
価格:無料 (Nota Inc.)

画像をサーバーにアップロードし、そのURLアドレスを発行するサービス。モブログのスクショ置き場に最適です。

ところがTextwellに画像アドレスを貼り付けるアクションが誤動作する。画像の順番が変わったからで、きちんとClassを使い、表示画像を拾い出すことにしました。

Import Textwell ActionGyazo


アップロード

Gyazoアプリがインストールされていればカメラロールからアップロードできます。Skitchで矢印や説明文を入れ、アクティビティからGyazoを選ぶ。準備はそれだけです。


アドレス取得

空行でアクションを起動するとGyazoサイトを開きます。対象の画像を表示してから内蔵ブラウザを閉じる。[Link]でScrapbox用のURLアドレス、[Image]で画像のHTMLタグを取得します。横幅はソースの変数Widthでカスタマイズできるようにしました。


注意点

Textwell 1.7.2
分類: 仕事効率化, ユーティリティ
価格:¥360 (Sociomedia, Inc.)

じゃあ、空行でないときどうなるか。文中に画像を挟むこともあるかも知れないけど、個人的にはあまりないシチュエーションなので写真アプリの起動を割り当てました。


まとめ

ブログにGyazoは一番手軽な画像サービスだと思います。枚数は無制限で、保管も無期限。Gyazoの画像はアドレスから拡張子を削ると管理画面に飛びます。無料ユーザーでも、後から削除したり、別のアルバムに移す操作は可能です。言葉で説明するのが難しいことでも、画像を使うとイメージしてもらいやすくなる。

もちろん写真の公開を前提にしているのでプライベートな写真の保管には向きません。そうした場合はFlickrやGoogleフォトになるでしょう。ブログの写真だから気軽に扱える。

Textwellを縦書き表示すると文明開化の音がする Vertica

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流動体としての日本語。


Vertica

Textwell 1.7.2
分類: 仕事効率化, ユーティリティ
価格:¥360 (Sociomedia, Inc.)

Textwell用縦書きプレビューを作ってなかった。ネット上には他の人たちの作品があるものの、自分用も欲しいかなと思い、一本仕上げてみました。「縦書き」を意味する vertical writing から Vertica と命名しました。コダワリを詰め込んでいます。

Import Textwell ActionVertica


閲覧モード

起動すればテクストを縦書き表示します。やっぱり読みやすい。下辺にスクロール幅の表示があるので、現在位置を把握できると思います。

表示位置が上方向にずれる場合がありますが、ピンチインすれば収まり良く再描画します。再現性がないので、理由はわからないままですけど。(繰り返しているうちに、単に画面の下半分をタップしたときに、表示開始位置がずれることがわかってきました。上半分をタップして編集モードに入れば、そのあと閲覧モードに戻っても崩れずに済むようです。)


編集モード

文字編集にも対応しました。キーボードの有無で一行あたりの高さを変更し画面に収まるようにしました。縦方向のスライドカーソルも使えます。上下に画面を撫でるとカーソルも移動する。さらに二本指でスライドすると範囲選択になります。これが便利でリズミカル。

内蔵ブラウザを閉じるとき「Save」を選ぶと、本文を読み込みます。


まとめ

本格的な縦書きエディタになりました。iPadの場合はソース内の font-size: medium; を font-size: large; にしたほうが読みやすいかもしれません。そこはお好みで。

ひらがなは縦方向に書くために特化した文字形態で、書字をつなぐ動線が隠れています。筆の流れがそこにあり「手」と呼ばれる。身体の延長としての言葉がある。脳みそのいつもと違う部分が刺激され、懐かしさが込み上げる。そんな感触を楽しんでください。

Textwell+WorkFlowyがiPhoneをあなたの書斎に変える Cardy

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「言葉」の現界する期間は短い。「言葉」を現世に留めるには、文字に落とさなければならない。そして、生きたまま保つ容器も必要となる。2つの機構が求められます。

iPhoneにおいて、文字に落とす算段がTextwellであり、死蔵させないための生け簀がWorkFlowyです。この二重体制が「言葉」の採集をする仕事には欠かせません。


Cardy

Textwell 1.7.2
分類: 仕事効率化, ユーティリティ
価格:¥360 (Sociomedia, Inc.)

Cardyは、情報カード形式でアウトライナーを操作するスタイル。書き留め、分類し、組み立てる。論を整える上でアウトライナーは抜群のヘルパー・ツールです。

ただ箇条書きは線形の思考を強いてきます。手順を読み取らせる形式であり、異界からの手紙である「言葉」を開封するための装置にはなりません。

それで「カード形式のアウトライナー」を夢想し、これまでスクリプトを組んできました。機能を加えたり削ったり。推敲を重ね揺れ幅が収まって今回のアクションです。

Import Textwell ActionCardy


保存形式

起動時にメニューが出るので、本文をクリップボードに保管する形式を選びます。それぞれWorkFlowyにペーストしたとき構造が変わります。用途に応じて使い分けてください。

  • Card...一行目を大見出しとし、二行目以降を下位トピックとする形式。空行を挟むとそれ以降をひと塊りと見なしブロック化します。情報カードらしい形式。
  • Memo...本文をそのままクリップボードに収める形式。先頭に空白を入れることで段差づけができます。すでにあるトピックに追記する場合はこの形式がオススメです。
  • Note...一行目をタイトルとするトピックを作り、本文をノートに収めます。タイムスタンプも付きます。トピックをファイルのように扱い、Evernoteっぽくなります。

読み込み形式

内蔵ブラウザ終了時に読み込みメニューが出ます。「Card | Memo | Notes」は保存形式と同じ。読み込んでは書き換え、書き換えては戻す。そうした仕様になっています。

変更点としてMemoの読み込みはMarkdownを意識しました。トピックの先頭に「#」があると、その手前に空行を挟みます。Markdownのヘッドラインが固定される形式です。

Notesは複数のノートをマージします。章ごとにノート化すると段落管理がしやすい。ScrivenerやUlyssesのように全体構成を考えるとき使います。

Markdownは、第一階層を見出し、第二階層を本文、第三階層以下をリストと見なす形式です。いろんなタイプのMarkdown出力があるけれど、個人的にはWorkFlowyを「そういう構造」として捌いています。


操作系

WorkFlowyに2つほど機能を追加しました。

一つはスライドカーソル。トピックの内容を編集しているときは、画面をスワイプするとカーソルがスライド移動します。iPhoneの画面は狭いので、これ無しには軽快に書けない。

もう一つは、Completedされたトピックの削除。左上にある「workflowy」のロゴをタップするとダイアログが出てきます。表示中のリストから完了項目を消去します。不要の項目を完了で消しておき、あとで一括削除する。WorkFlowyのモバイル版では削除機能が省略されているので、その代案としました。


まとめ

WorkFlowyは指一本でトピックを移動するとブレますが、指二本でトピックを押さえればドラッグが可能です(この不具合、早く直してほしいです)。あと、ソース内にNotyのスタイルも用意しました。段差が全く消えてしまうデザインです。STYLEの前にある「//」を消して有効にしてみてください。上辺のメニューはタップすると出てきます。

パソコンでモノを書いていた頃は、昔思いついたアイデアを再発見し、自分の変化に驚くことがありました。今はそういう体験が減ったかもしれない。変化の速度が年齢とともに遅くなっているのか、あるいはアウトライナーを活用することで、常日頃から古いアイデアと向き合っているからか。・・・できれば、後者だと良いな。

NHKニュースをiPhone/iPadでいち早くチェックするアプリがあります

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外に出れません。


NHKニュース

NHK ニュース・防災 2.0.4
分類: ニュース, 天気
価格:無料 (NHK (Japan Broadcasting Corp.))

台風が来ているし、選挙もあるし。だけどテレビだと、放送時間じゃないとニュースが見れない。そりゃあ、おかしいじゃないですか。ニュースとは、チェックしたいときにチェックできる仕組みが必要なもの。とくに台風関連は、気まぐれな台風さんの動き次第で対応が変わります。そこでNHKニュース。


カテゴリー分け

社会、気象、科学、政治、国際などなど。NHKニュースがカテゴリーごとに収録されています。天気予報や災害情報は下辺のメニューでさらに詳しく解説している。見たいニュースをタップすれば、詳細な文字情報がポップアップする仕組みです。


動画も完璧

再生ボタンをタップすれば、ニュースが始まります。フルスクリーンに切り替えることもできます。iPadで見ても文字は潰れないし、動画の配信技術が一昔前よりも上がっています。ワンセグよりも見やすい。


まとめ

今回の台風は秋も深まってからの発生で、いつも以上に規模が大きい。紀伊半島を直撃しそうだから、被害が出ないか心配だなあ。台風が通るコースよりも、その東側が暴風域になります。海の水を溜め込んで、どっと地上に雨を落としていく。台風コロッケの買い出しで、風に飛ばされないよう用心してください。


Textwellでモブログを書くならReViewが無いと始まらない

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Textwellのアップデートが来ました。iOS11で不具合のあったAppSearchやScrapboxが再び動きました。ありがたい。捗ります。

ただ全部復活ではなく、モブログ執筆の要石であるReViewアクションが動かないままです。プレビュー機能が使えない。中で外部スクリプトを呼び出しているので、そこが引っかかるのでしょう。Appleがセキュリティを高めたせいなので仕方ありません。


ReView暫定版

Markdownプレビューとネット検索を兼ねたTextwellアクション ReView(サッパリ版)
今宵は名月スーパームーン。Markdownで表現できることは少ないですが、下書きのとき、iPhoneの画面でも全体構成が見える。HTMLタグとのちょっとした違いです。そのちょっとした違いがモブログにマ...

従来のReViewはmarked.jsというMarkdownパーサーをお借りしていました。これへのアクセスが出来なくなったので、自前で変換することにしました。MathJaxにもアクセスできずLaTeXも使えません。それで良ければ下記アクションをインポートしてください。

Import Textwell ActionReView


検索機能

カーソル行をGoogleで検索する。それがReViewの第一機能です。内蔵ブラウザを終了するとき、表示サイトへのリンクを作成します。

[Blog]を選択すると、そのサイトに合わせたブログカードになります。YouTubeだと動画プレイヤーが埋め込まれます。Gyazoなら画像の取得にしました。ニコニコ動画やTwitterも引用できる。ブログカードはソース内の変数CARDでカスタマイズしてください。


プレビュー機能

カーソル行が空行の場合はMarkdownプレビューになります。内蔵ブラウザを閉じるときHTMLに変換します。あるいは[Blog]を選ぶと、変数URLの値を実行します。デフォルトはSafariではてなダイアリーを開きますが、URLスキームを書けば他のアプリの起動も可能です。ソースはクリップボードに保存しているので、適当なところに貼り付けてください。

ただし上述のようにMarkdownパーサーが使えません。そのため記法の一部しか対応できていません。見出しとリンク、強調系はサポートしました。でもリストの階層化はできないし、テーブルも使えない。変な変換もすると思います。次バージョンをお待ちください。


まとめ

Textwell 1.8
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

Google検索とMarkdownプレビューという、一見無縁な機能を1つに束ねています。でも、これさえあれば不足はない。この記事もReViewで書いています。疑問が浮かべばすぐ検索。リンクも残せる。プレビューから再びリンク先に飛べる。この連環がTextwellを魔法のシートに変容させるからです。

Markdown変換機能を内蔵したため、プレビューがオフラインになります。表示に待たされない。機能的には貧弱になりましたが、モブログの下書きなら何とかなりそうです。

TextwellのMarkdownアクションReViewにmarked.jsが戻ってきた

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良いアイデアは締め切り直後にやって来る。


ReView復興版

Textwell 1.8
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

昨日の記事をアップして閃きました。marked.jsをT.request()で読み込めばいいんじゃないか、と。その方針で組んでみたら呆気なく動く。この数ヶ月、何を悩んでいたんだか。

Import Textwell ActionReView


使い方

Textwellでモブログを書くならReViewが無いと始まらない
Textwellのアップデートが来ました。iOS11で不具合のあったAppSearchやScrapboxが再び動きました。ありがたい。捗ります。ただ全部復活ではなく、モブログ執筆の要石であるReVie...

使い方は前回と同じ。カーソル行をGoogle検索し、終了時にHTMLリンクを取得する。あるいはブログカード形式で埋め込みます。これでブログ書きの大半はカバーできる。

カーソル行が空行だとMarkdownプレビューを表示。そこからブログに投稿できる。あるいはリンクをたどり、別サイトのリンクも取得できる。そういう思想のアクションです。


注意点

正確にはmarked.mini.jsを読み込んでいます。ロード時間が短縮。MarkdownがGitHub同等になります。改行を有効とするので、末尾にスペース2つ付加する必要もありません。

MathJaxは組み込みませんでした。同じ手法で扱えそうですが、今回は見送ります。とりあえずMarkdown対応の安定性を優先しました。


まとめ

念願のmarked.js版をあっさり作ることができました。出来てしまえば、なぜこんな簡単なことに気づかなかったのか。不思議な感じがします。

思考は対象に光を当てる行為ではあるけれど、それは同時に影も作ってしまう。考えるのを辞めて初めて、その影が視野に入ってくる。ホント、人間って不便です。

Dynalist投稿用アプリとしてTextwellを活用してみませんか

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公式アプリよりもエレガントに。


Dig the Dynalist

Textwell 1.8
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

以前組んだDynaCardの発展系。

Textwellで書いてDynalistに貼り付けたり、DynalistをTextwellに読み込んだりします。WorkFlowy用Cardyの「Card/Memo/Note」の3形式をサポートしました。ただしCardyスタイルではありません。WorkFlowyと使い分けようと思ったからです。

Import Textwell ActionDynalist


Noty notes Easy

スタイルにはNotyを採用。段差やブレットを消したデザインです。ルック&フィールが「テキストエディタ」になり、iPhoneの狭い画面でも情報量が増えます。段落を1つのトピックに収めた書き方に自然と変わってくる。執筆リズムが別物になります。

Notyは第一階層を見出しとして扱います。本文は第二階層に書き込んでください。階層の切り替えは、キーボード左肩にある山カッコで行えます。これが便利。

ブログを書くにしても、論文を組み立てるにしても、箇条書きだとブツ切れになりがちです。ところがブレットが消えるとその思考制約がなくなり、段落を伸ばしていける。トピック上限がないDynalistこそ長文執筆に向いているのではないでしょうか。

フォントのサイズや配色はソースの初めに集めてあります。もちろんCardyも用意してあります。STYLEに付いている「//」を消せば、Cardyスタイルに切り替わります。「何もないのが良い」という場合は STYLE=""; を有効にしてください。


Slide Cursor

指で画面をスライドすると、それに合わせてカーソルも移動します。これがないとiPhoneでは書きにくい。当サイトのトレードマークでもあるし。

さらに二本指でスライドすると範囲選択になる機能も加えました。選択状態になれば、その後は指一本でも範囲伸縮になります。始点を伸ばしてからスライドカーソルを使うと始点の変更、終点を伸ばしてからなら終点の変更になります。


Invisible Toolbar

Dynalistのツールバーは隠すことにしました。ツールバーには、トピックのチェックや削除、ノートの追加等、便利な機能が詰まっています。ただ執筆中は目障りですよね。それで透明にしてみました。編集中のトピックの直上に潜んでいるので、右端あたりをタップしてください。左側だとボタンの実行になるので、右端を叩くのがいいと思います。


iPadでのドラッグについて

iOS11になって要素ドラッグになってしまいました。トピックを動かそうとするとブレット(つまりブレットの持つURLアドレス情報)の移動になります。これが困る。

対処法としては[Move 1 item] をドラッグすること。このタグは、ブレットを長押しして下方向にずらすと出てきます。付箋として扱える。挿入先がグレイのラインで表示されます。指を離しても構いません。他のトピックのブレットをタップすれば移動を決定します。


まとめ

Dynalist 1.1.16
分類: 仕事効率化
価格: 無料 (Dynalist Inc.)

DynalistにNotyも悪くない。綴りやすく、それでいながらアウトラインも操作できる。マシュマロのように柔らかく、システムに溶け込んでいます。

ただ、不満も残っています。一番は、チェックで消されたトピックまでTextwellに取り込むこと。対処しても根本的な勘違いをしているらしく、なぜか読み込んでしまう。ご不便をお掛けしますが、そういうものとしてお付き合いください。

Dropboxを直接読み書きするiOSエディタって減ったよね Permanote

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Nebulous、Nebulousじゃないか。


Permanote

Permanote (was Nebulous Notes) 11.0.0
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (Nuclear Elements, Inc.)

NebulousNotesがいつの間にか名前が変わってました。Permanoteだそうです。Dropboxの認証方式に変更があり、直接読み書きするアプリが減りました。便利なので、やっぱりインストールしておきます。


URLスキーム

Textwell 1.8.1
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

Nebulousと同じ形式のスキームが使えます。Textwellから転送するようにしてみました。書き込み先は、現在開いているDropboxフォルダになります。フォルダを指定する方法もありそうだけど、フォルダ名が決め打ちになるのでパス。

permanote://new?contents=テキスト

Import Textwell ActionPermanote


使い方の注意

一行目がファイル名になります。同名のファイルがある場合は上書き保存になります。Untitle1.txtという空ファイルが同時に生成するのですが、どうやら上書き時のバックアップになっているようです。

Shareボタンを使えば、HTMLプレビューになったり、Textwellに戻したりできます。Dropbox公式アプリよりも高性能じゃないでしょうか。


まとめ

広告をはずすのは年600円。購読モデルになってますね。コンスタントに会社を維持するために、いろいろなアプリがこのスタイルの販売形式になっています。サポートし続けるのも大変だろうし。

ドラッグ&ドロップできるTextwell用HTMLプレビュー ReCard

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ブログの下書きでスクリーンショットの位置や段落の順番を入れ替えたくなりませんか。それだけのことにアウトライナーを持ち出すのも仰々しいし、素速くTextwell内で済ませたい。手数が増えるのも面倒なのでプレビュー・アクションを作ってみました。


ReCard

Textwell 1.8.1
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

テクストを行単位でカード化し、ドラッグで再配置するアクションです。HTMLプレビューも兼ねているので、表示イメージのまま編集できます。ちょっと無かったタイプ。

Import Textwell ActionReCard


カードモード

Textwellの本文が行単位でカード化し、長押しすると順番を入れ替えることができます。WorkFlowyみたいに使える。HTMLタグが有効なので、画像が対象でも構いません。


エディタモード

画面をタップするとカードモードは解除され、エディタモードに入ります。長押ししても行が入れ替わることはありません。この状態はスクロールがしやすい。

もう一回タップするとカードの内容編集になります。プレビューのまま書き換えることができます。スライドすればカーソル移動。二本指でスライドした場合は範囲選択に切り替わります。キーボードを閉じるとカードモードに戻ります。


Sortable.js

Sortable/README.md at master · RubaXa/Sortable · GitHub
Sortable is a minimalist JavaScript library for reorderable drag-and-drop lists.Demo: http://rubaxa....

こちらのスクリプトをお借りしてドラッグ&ドロップを実装しています。JQueryを用いず、タッチパネルに対応している。T.request()で読み込めば指先1つでアイテムを移動できる優れものです。オプションを研究すると、さらに強力な使い方が出来そう。


まとめ

このタイプのアクションはBlogViewやReBlockなど、以前からいろいろな角度で参究してきました。今回はそれらをシンプルな形に収めています。HTMLプレビューでありながらWYSIWYG編集ができ、なおかつ行単位の操作に対応している。機能的には不足が目立つものの、理想のカタチに近い。この方向で進化していくと良いな。

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