まだ誰も知らない。
今度のKeepは使えます
付箋メモのクラウドシステム、GoogleKeep。前回は「動くだけ」だったのが、今回iOS環境に溶け込む機能を実装しました。どこからでも共有ボタンで転送できる。通知センターでメモの確認ができる。この2つで大きく変わります。これは便利です。
URLスキームの詳細
通知センターでアプリを呼び出すには通常URLスキームが使われます。呼び分けているから、そのオプションが隠れているのでしょう。公式に情報はありません。でもNOTE/LIST/PHOTO/AUDIOを作成するんだから、そのまま英語で書くんじゃないか、と。
comgooglekeep://createNOTE
comgooglekeep://createLIST
comgooglekeep://createPHOTO
comgooglekeep://createAUDIO
はい、ドンピシャ。上記書式で動きました。
直接開くメモリンク
しかも通知センターから個別のメモも呼び出せる。ということは、そのためのURLスキームもあるはず。どういう方法を使っているか推理してみます。
SafariでKeepを開きメモをタップすると、URLアドレスが下記形式になります。ノートごとに識別番号が付いています。この番号、怪しくないですか。
https://keep.google.com/#NOTE/1234.5678
前半をURLスキームに置き換えると、アプリで該当メモが立ち上がり編集状態になる。ほほお、メモリンクになります。これは何か応用できそうだ。
comgooglekeep://#NOTE/1234.5678
投稿用のスキームはまだ見つかっていません。でもiOS9では要らないのかも。いたるところに「共有」があり、SafariのURLアドレスでさえ転送できる。Pocketみたいに使えます。TextwellならShareアクションで転送可能。「とりあえずメモ」に最適です。
PDAとしてのメモ・システム
「いま必要なモノ」だけを残し、後はアーカイブするシステム。wri.peで馴染みの二重構造を採用しています。ゴミ箱がない。本当はあるけど、デザインが隠して見せない。この意味は大きいです。メモが「いつか必要なモノ」としてアーカイブに残る。検索すれば前に出てくる。長く使うほど、データが生きるシステムになっています。