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Channel: W&R : Jazzと読書の日々
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iPhoneの純正メモに秘められた力をWorkflowで解放する:その11 Documents

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パソコンと同じ感覚でiPhoneを扱いたいなら、ファイラーを導入することになります。GoodReaderが老舗ではあるけれど、僕が使っているのはReaddleのDocuments。いろんな種類のファイルを開くことができ、フォルダでファイルを管理することが可能です。


Documents6

Documentsのバージョンが6になりました。Dropboxのmp3ファイルをストリーミング再生できる。Dropboxの純正アプリでも出来ないことが、このDocumentsなら可能。WiFi経由でパソコンから見ると、ファイル・サーバーにもなる。万能ファイラーです。


アプリ・ランチャー

ファイラーらしく、Documentsにアプリ起動の機能を追加します。具体的にはURLスキームを呼び出すHTMLファイルを作る。たとえば、純正メモを起動する場合は下記スクリプトになります。とても簡単なWebアプリの出来上がり。

<script>
location="mobilenotes:";
</script>

Documentsで「テキスト作成」を選び、上記スクリプトをTXT形式で保存。「名称変更」で Memo.htm とすれば完成です。「お気に入り」に入れておくとアクセスしやすい。


AppMaker

Workflow: Powerful Automation Made Simple 1.7.4
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (Apple)

ただhtmファイルの作成が少し煩雑に思えるかも知れません。それでWorkflowを使い省力化します。純正メモに定義文を書き、下記レシピを起動。定義文の1行目をアプリ名、2行目をURLスキームと見なし、htmファイルをDocumentsに作ります。


URLスキーム

htmファイルをタップするだけでアプリの起動になります。でも、それだけではない。Documents以外のアプリからでも、このファイルを呼び出せます。

Documentsには内部ファイルを呼び出すURLスキームがあります。PDFをDocumentsに置き、他アプリから参照するのが基本形。フォルダ名とファイル名を組み合わせて起動できる。ということは、htmファイルなら、自分だけのアプリが走るということなんです。

rdocs:///フォルダ名/ファイル名

Documentsへの書き込み

書き込みは下記レシピを使います。メモからはテクスト転送になり、写真アプリからだと画像保存になる。いろんなアプリの保存先をDocumentsに集約できます。Textwellからアクションで呼び出しても良い。この柔軟性がDocumentsの恐ろしさ。


まとめ

Documentsには改造の余地が多く、使い方次第で本格的ファイラーに変身します。ファイルにアイコンを付ける方法があれば完璧なんだけどな。


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