エディタの中にエディタがある。それはこれまでとは異なるジャンルで、そのあるべき姿はまだ見えない。なぜ現れたのだろう。これをどう使えというのか。
ReCardの真価
ブログの下書きでスクリーンショットの位置や段落の順番を入れ替えたくなりませんか。それだけのことにアウトライナーを持ち出すのも仰々しいし、素速くTextwell内で済ませたい。手数が増えるのも面倒なので...
前回作ったプレビュー・アクションですが、全然プレビューに使っていません。「見たままエディタ」として活用しています。ダブルタップで編集、キーボードを閉じればドラッグ。Textwellではリーチの足りないところをカバーする孫の手のようなアクションです。
段落編集
基本は行単位の編集ですが、段落単位も欲しくなって追加。空行でアクションを起動すると段落をカード化します。空行から空行までを1つのカードとして扱う。見出しと内容がセットになって移動する。このほうがブログの推敲に向いてそうです。
画面構成の変更
前回はカードごとに区切り線を入れていました。でも見づらいので廃止します。画面上は普通のHTMLプレビューになります。テクストだけならエディタ画面と変わらない。スライドカーソルも効く。カード化したことを忘れます。そんなさり気ない構成にしました。
ドラッグ範囲の明示
長押ししたとき、どの範囲が移動対象か不明瞭でした。そこで配色を変えてドラッグ範囲をヴィヴィッド化。デフォルトは黒地にライム色の、少しどぎつめ。これなら見落とさない。慣れてきたらソース内のstyleでいい色合いを探してください。
まとめ
作ったときは考えなかったのですが、使うにつれ、この合理に気づかされる。ReCardを使うと、リストやテーブルの編集がわかりやすくなります。HTMLタグは人が読む書式ではありません。それでMarkdownを取り入れ、可読性を上げていた。でもHTML変換してしまうと、また読みづらくなり、そこからの推敲が止まってしまいます。
この壁を乗り越えるのに、ReCard、なかなか良い仕事をするんじゃないだろうか。