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Channel: W&R : Jazzと読書の日々
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Textwellにコルクボードを付けたら可読性が数段上がりました CorkBoard

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「コルクボード」とは情報カードが並ぶスペースのこと。Scrivenerが実装している、憧れの機能です。全体を俯瞰できる。見渡せる。長い論文を書く場合も、手短にエッセイをまとめるときも、このツールを使えば構成を見失わずに済みます。

便利だよなあ。Textwellでも使えたら良いなあ。そう思って今日はポッキーの日。


CorkBoard

Textwell 1.8.2
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

ReCardでドラッグ&ドロップを覚えたのが大きかったのでしょうね。はたと閃いた。WorkFlowyで「カード形式」と呼んだアレを視覚化してはどうだろうか、と。モックアップを組んでみる。すると「ああ、これが<カード>なのか」と腑に落ちるところがあった。

この形式の汎用性は高く、いろんな場面に潜んでいます。今まで気づかず過ぎていた。取り出すと「テクスト」の別の顔を発見できる。そんなツールがあれば愉快じゃないだろうか。

Import Textwell ActionCorkBoard


ドラッグ機能

空行に挟まれた段落をカードとして扱います。段落の一行目をタイトルと見なし、段落の先頭部分を表示する。コルクボードに付箋メモがペタペタ貼ってあるイメージ。

カードを入れ替えれば、新しい配列になります。それがこのアクションの機能。今までカット&ペーストで対処した作業を省力化。短編小説くらいならiPhoneでも扱えます。


目次機能

カードは目次にもなります。タップすると、そのカードの先頭までカーソルを移動しTextwellの画面に戻ります。章立てされていれば、全体の流れも読み取りやすいでしょう。

スクリプトを読むのにも使える。ソースはブロック化しやすい。それで、意識しながら空行を挟むようになり、すると更にソースの可読性が増す。こういうのが「構造化」かな。


まとめ

結局、将来の自分を信用してないのだと思う。きっとソースを誤読するだろう。論文の文脈を読み間違うだろう。そして、そのほうが今の自分よりも数段面白いだろう。だから、用意した素材を切った貼ったしてほしい。コルクボードは俎板。包丁はそのときの感性で。

そんな感じのツールになりました。


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