KindleFireのデフォルトは「ドキュメント」というアプリなのですが、実質ワープロなので使いやすくありません。文字を装飾するアプリであり、書くツールではない。そこでエディタを導入します。しかも3つのアプリを組み合わせると、柔軟な執筆ツールの出来上がり。
何で書くか
選んだのはJota Text Editor。「イオタ」と読みます。今はJota+になっていますが、シェアウェアになっていてGooglePlayでしか手に入らないので、ここは無印で運用します。
キーボードの右肩にメニューがあるので「設定」を選びます。「ツールバー設定」で「Share」と「Direct Intent」を追加してください。この2つで他のアプリと繋がります。
どこに書くか
書いた文章の保存。iPhoneとの連携も考えSimplenoteにしました。テクストだけならEvernoteよりも軽いし速い。Markdownプレビューに対応していて頼もしい。
Jotaの設定で「ダイレクトインテント」をSimplenoteにすると、ツールバーの「Direct Intent」で送信できます。ワンタップで転送できます。書いては保存、書いては保存。
どんなふうに書くか
クリップボード用アプリとしてClipboardManagerをインストール。JotaのShareボタンでこれを選択します。起動時に「常時」とすれば、以降はワンボタンで起動します。
ClipboardManagerが起動すると Smart actions というメニューが立ち上がります。クリップボードへの保存やGoogleでの検索、他のアプリへの転送など、6つの機能が追加されます。これがJotaだけではない。他のアプリでも起動できます。SilkでURLアドレスをコピーしたり、選択範囲をネットで検索したり。iOSにもほしいタイプのアプリです。
まとめ
この3つのアプリはAmazonアプリストアでダウンロードできます。だから安心。それでいて最強。KindleFireがただの「読むツール」から「書くツール」に変わる。
とくにJotaが面白いですね。カスタマイズできる項目が多く、エディタなのに壁紙も設定できてAndroid文化って感じがします。「インテント」がURLスキームに代わるものなのかな。研究の余地あり。また新しいことが見えてきたら記事にしようと思います。