AmazonアプリストアにGoogleキーボードが無いかなあ、と探して見つけました。Google純正はなくても変換エンジンのMozcがオープンソースなので、それを組み込んだアプリがあればいい。Fireキーボードも悪くないけど選択肢はほしい。
みんなの顔文字キーボード
無料で手頃なキーボード。顔文字変換が売りですが、それ以外はGoogle日本語入力と変わりません。Amazonアプリストアでは「みんなの顔文字キーボード」となってます。
Android版は進化し「flick」という名称になっています。AI変換を組み込んだ野心作。でもAmazonには旧版しかないので、KindleFireは古いほうでガマンしました。
キーボードの設定
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インストールしたら、設定アプリを開き「キーボードと言語」をタップします。「キーボードの表示/非表示」で「みんなの顔文字キーボード」を有効にします。デフォルトの「日本語」のキーボードはオフにしたほうが混乱せずに済むかもしれません。
ソフトウェアキーボードの詳細設定
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ダウンロードしたアプリを起動すると設定画面になります。テーマがいろいろ選べます。背景を付けることも出来ます。Godan配列も選べますね。カーソル付きなのも助かります。
気をつけないといけないのが「入力キーボード」の下の「ソフトウェアキーボードの詳細設定」。これをタップして開いてください。一段深いメニューが出ます。フリックの感度やキーボードの高さ、横画面と縦画面の使い分けなど、使い勝手を左右する項目が並びます。
設定項目にまず目を通すこと
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設定画面は長いので、下までスクロールしてください。顔文字入力やマッシュルームの設定、入力フィードバック、入力サポート、辞書関連など項目が次々出てきます。どんな項目があるか見ておくことが肝要。設定自体は、使いながら変更するのが良いでしょう。
FireキーボードはオムロンのWnnをベースにしているので、メモリをあまり消費しないのが良さではあるけれど、思った変換が出ないときがあります。Googleは口語的な言い回しに強い。とくに長い文章を打ち込んだとき誤変換をうまく避けています。さすがです。
Markdownを追加
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「あa」キーを長押しすると「辞書ツール」が開きます。ユーザー辞書なのですが、ここにMarkdown記法を登録しておくのがオススメ。読みを「ー」に統一して「#### 」「* 」「```」の3つを登録しました。これで使い勝手が向上します。「ー」を打つと変換候補にMarkdownが並ぶ。文頭に「ー」が来ることはないので誤操作しにくいのが利点です。
iOS版
iPhoneやiPadでも同じ環境に揃えたい。そんな欲張りも可能です。というか、今回一番の収穫がこれ。デバイスごとに入力方式が変わると何かとストレスなんです。
iOS版はフルアクセスでなくても漢字変換に使えます。顔文字やAI変換のときフルアクセスが必要になるので、それを使わなければオフラインでも使用可能。純正キーボードとユーザー辞書を共有できる設定があるので、今までと使い勝手が変わらず済むのも好印象です。
まとめ
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開発者のインタビューを読むと新しい日本語のあり方を感じます。iOS版のほうはMozcじゃなくて、同等のものを一から作り直していたんだ。文脈を先読みしようとしている。すごいなあ。アプリの後ろに人が見えるのは大事ですよね。応援したくなりました。