Textwellに慣れた人間とすると、URLスキームが使えるエディタを探してしまう。けれど、AmazonアプリストアにもGooglePlayにも見つかりません。不便じゃないのかなあ。ブラウザからブックマークレットでテキストを転送する場面、結構ありそうなんですけどね。
MemoFlowy
WorkFlowyに書き込むメモアプリ。iPhoneでもお世話になっています。ありがたいことにAndroid版もURLスキームに対応していました。活用しましょう。
ただしAmazonアプリストアのはバージョンが古いので、APKPureにあるのをインストールしました。APKPureは、GooglePlayが使えないデバイスのためのライブラリーです。KindleFireを充実させる上で欠かせない。MemoFlowyのスキームは下記形式になります。
memoflowy://create?text=本文
WorkFlowyのエクスポート
ブラウザでWorkFlowyを開いていてトピックをテキストに落としたいとき。下記スクリプトをブックマークに登録すると、トピックを段差ごとMemoFlowyに転送します。
javascript:e="memoflowy://create?text=";d=0;p=selectOnActivePage(".selected").getProject();s=child(p);location=e+encodeURIComponent(s);function child(x){d++;var a=x.getName().text()+"\n";var c=x.getVisibleChildren();for(var i=0;i<c.length;i++){for(var j=0;j<d;j++) a+=" ";a+=child(c.eq(i));}d--;return a;}
注意
GooglePlayもAPKPureも経由しません。メーカーが自サイトに用意するものを厳選しました。探せばあるものですね。有名どころのWebブラウザばかりです。Beta版とNighty版がインストール...
ただしSilkブラウザでブックマークレットは走りません。以前書いた「4つのブラウザ」を参考に他のブラウザをお使いください。個人的にはOpera無印がオススメです。
Scrapboxのエクスポート
じゃあ、Scrapboxもエクスポートできるんじゃないか。Operaから本文を抜き出し、MemoFlowyに転送します。MemoFlowyはどこかを長押しすると「すべて選択」が選べます。その後に「コピー」すれば、ClipboardManager経由で別のアプリにシェアできます。
下記スクリプトでどうぞ。
javascript:e="memoflowy://create?text=";s=scrapbox.Page.lines.map((x) => x.text).join('\n');location=e+encodeURIComponent(s);
iPhoneでもOK
もちろん、上にあげたブックマークレットはiOSでも有効です。
まとめ
URLスキーム付きエディタってニーズあると思うんですよね。テキスト転送のオプションがあるタイプで、自分からは他のアプリも呼び出せるといいなあ。しかもスライドカーソルが使えるエディタ。フォントサイズや行間も設定できる。そんなの無いものだろうか。
そう夢想して手元を見ると、あらやだ、MemoFlowyがソレでした。青い鳥はここにいました。メモ画面をエディタにすれば事足ります。WorkFlowyにログインしなくてもいい。ブックマークレット用に不都合ありません。このメモだけ独立してアプリになるといいな。